2021年05月01日

有機栽培の新茶始まります~善光園の増田さんより~

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日本のお茶の一大産地、静岡県の牧之原台地で、無農薬・無化学肥料でお茶を作り続けて25 年以上。善光園・増田さんの新茶が、今年も始まります!農薬や化学肥料を使わずに、土・水・太陽、自然の恵みの中で、心を込めて育てられた生命力あふれるお茶を今年もお楽しみ下さい!

善光園・増田さんの茶畑の様子


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東に日本一の富士山を臨み、「越すに越されぬ大井川」を見下ろす牧之原台地に増田さんの茶畑はあります。牧之原台地は台地であるため、日照時間が長く、昼夜の温度差もあり、朝夕には霧が発生するなど、お茶づくりには理想的な地理条件を備えています。

生き物あふれる茶畑

無農薬の増田さんの茶畑には、色々な草や、かたつむりや昆虫をはじめ多様な生き物も生息しています。
ニホンカモシカも現れます。カモシカは草を食べてくれるので、茶畑には必要な存在だそうです。

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無農薬での栽培では欠かせない、草取り作業
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暑い中での草取り作業はとても大変です。つる性植物のカラスウリがだいぶ広がってしまい、草取りもなかなか進みませんが、家族総出で少しずつ綺麗にしていきます。

畑で摘んだお茶はすぐに工場へ運びます。新鮮なうちに加工しなければいけません。工場は仲間と共同で運用しています。仲間は全員、有機茶専門の農家です。JAS認定を受けて厳しく管理しています。製茶の過程はとても繊細な作業のため、増田さんの腕の見せどころです。こうして一年を通して育まれたお茶が、私たちの元へ届きます。

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