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太陽食品からの旬なニュース

2018年 稲刈りツアーレポート!

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2018年10月13日・14日「稲刈り体験ツアー」が行われました。
「太陽米」の田んぼでの稲刈り、「竹嶋有機農園」でのりんご収穫体験を通して、生産者の方々との交流をして参りました。
今年は大雨や台風等、厳しい自然現象の中で生産者の方々にとっては大変厳しい年となりましたが、消費者の皆様が産地に足を運んで下さり直接顔を合わせてお話できたことが、生産者の方々にとって何よりの励ましになったようです。ツアー参加者の皆様も、短い時間の中でも生産者の熱意や温かさに触れ、産地の自然の素晴らしさに感動されていました。

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カマを手に、さあ稲刈りに挑戦!米村さんに教えてもらいながら・・・

刈り取った稲の束ね方を、古川さんが教えてくれました。中々難しい。。

でも、コツをつかんだら一人でも出来るように。さすが、上手だなぁ!

 

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太陽米つがるロマン生産者
古川徹さんよりメッセージ

今年の稲作は、6月下旬の低温と夏の高温により、穂数が少なく収穫量減となりましたが、消費者の皆様には無事に新米をお届けできる事に感謝しています。
私自身は、68歳当時の献血で、赤十字から感謝状を頂けました。お酒やたばこは控え、お魚、納豆などの発酵食品中心の食事を心がけて健康を維持しています。
農業は気候との闘いで、毎年一年生のようなものです。良い苗を作り、効率の良い除草機の使用ができるよう努力したいです。

 

 

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ツアー2日目は竹嶋有機農園へ。
遠く岩木山が見守る青空の下、美しい自然の中でりんごの収穫体験をさせていただきました。

竹嶋さんの農園では紅玉りんごが鈴なりに実っていました。園内には、ほのかにりんごの香りが漂います。『農薬を使えば蜂も死んでしまう。』代々受け継いで来たマメコバチを利用した農法を語る竹嶋さん。来年の「花芽」を傷つけないように注意しながら、さっそく大切に育てられたりんごの収穫体験!

 

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消費者の皆様からお預かりしたメッセージを竹嶋さんへお渡ししてきました。大変喜んでおられました。真っ赤に実ったりんごを収穫する楽しさに思わず笑顔!丸かじりすると、みずみずしくて、甘酸っぱくて、本当においしい!

 

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りんご生産者・竹嶋有機農園
竹嶋孝之さんよりメッセージ

今年は台風の被害を大変心配しましたが、途中で温帯低気圧に変わるなど、大きな被害はなく、昨年並みの生産量を見込んでいます。
ただ、病害虫の被害を受けたりんごは今年は多々ありました。りんごの季節はこれからが本番です。食べて下さる皆様の健康を一番に考えて育てています。ぜひ今年も竹嶋農園のりんごをたくさんお召し上がりください。

 

稲刈りツアーにご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
今年は参加できなかった皆様には、ぜひ
来年のご参加を心よりお待ちしております!

 

本物ぶどう生産者、長野県の吉池さんの畑に行ってきました!

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8月10日、豊かな山々に囲まれた千曲川流域にある、長野県の吉池さんの畑を訪ねました。千曲川流域は雨の少ない内陸性気候で、乾いた気候を好む作物の栽培に適しています。ただ、今年は例年になく雨が降らず旱魃で、千曲川沿いの長芋とごぼう畑には、5年ぶりにホースで水をまいた、とのことでした。

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自然農法のぶどう作りは「親父の代から」と吉池さん。ご両親の代から数えると、60年以上にもなります。
「この辺りで巨峰に初めて挑戦したのが親父でした。当時は、『あんなものは難しい』と周りの農家はやりませんでしたが、親父は『上手に作ればできるはず』と、4本苗をもらってきて植えたのが始まりです。」初めて植えたそのぶどうの樹は、それから50年も生きて、美味しい実を私たちに届けてくれました。

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ただでさえ難しい巨峰作りを、自然農法で始めた吉池さん。軌道に乗るには時間がかかったといいます。まず自然農法は「土づくり」が第一です。
「当時は堆肥にする草を千曲川の堤防で刈り取り、リアカーでせっせと運んで、畑に15cmくらいの厚さに敷き詰めるのを繰り返し、それを5年、6年と続けました。10年目くらいでやっと出来るようになったかな、と見通しがついたところで、親父が56歳で亡くなりました。私はまだ20代でした。」と吉池さん。

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それから、ご両親の自然農法を受け継ぎ、太陽食品とも出逢い、毎年、毎年、手探りで工夫を重ねながら「お客様に安心でおいしいぶどうを」との一心で続けてこられました。

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一面に広がるぶどう畑の棚は低く、腰を曲げてかがまないと歩けないほど!ぶどうの実の重さで低く垂れさがっているのです。
ナイアガラぶどうは袋がけをしておらず、病気にも負けずに無事に美味しく熟すのを待っているところです。

木酢液を利用して害虫対策をしたり、鳥がぶどうを食べに来るのを防ぐために、ネットを張り巡らせたり、天敵の鳴き声を流したり、発砲音で威嚇したりと、あらゆる対策をしていました。

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千曲川沿いの長芋畑、ごぼう畑にて。
太陽食品の鶴田代表と。


ご両親の代から自然農法の畑を何十年もの間、守り続けてきた吉池さんの精神には感動するばかりでした。

吉池さんのぶどうは8月下旬から始まります!
長芋やごぼうは11月頃よりお届けできる予定です。
お楽しみに!

吉池さんの自然農法「本物ぶどう」はご注文受付中です!
丹精込めて育てられた旬の味覚を、今年もご賞味下さい。

自然農法60年以上 吉池さんの「本物ぶどう」

吉池さんの本物ぶどう

 

 

長野市の中心から南に10キロ弱、しなやかにゆったりと流れる千曲川。早瀬にはアユがきらめき、水辺ではアカシアや柳の濃い緑を分けて、風がわたっていきます。里では杏がだいだい色に実り、稲田の若い苗がつんつんと空に向かって伸び、日が落ちると支流にはホタルが舞い、田んぼは、たちまち蛙の声で席巻されます。海から遠く離れ、周りを山々に囲まれた千曲川流域は、雨の少ない内陸性気候で、乾いた気候を好むブドウの栽培に適しています。その千曲川を渡ってすぐのところに濃厚なワインの香りが立ちこめる吉池さんのブドウ園があります。

 

 

吉池さんの「本物ぶどう」は、ぶどう本来の味を楽しむ消費者の皆様に支えられています。

■一般市場では「食味」よりも「見た目」重視。

→農薬を使って棚もちを良く、粒を大きく
→「ジベレリン処理( ホルモン剤)」で種なしにする
→未熟なうちに収穫するのでぶどう本来の味ではない

 

■吉池さんは農薬を使わず、熟してから収穫
→完熟なので実がポロポロと落ちやすい傾向がある
→ジベレリン処理をしないので種がある
→本来のぶどうの美味しさが楽しめる

 

1609ひなた 本物ぶどうの図

吉池さんのぶどう作りの苦労と工夫

ご両親から受け継いだ自然農法でぶどう作りを続けて50年以上。吉池さんが大切にし ていることは、愛情を込めたブドウの観察。葉っぱの色、巻きひげの伸び具合、芽の伸び具合、剪定、摘果など、こと細かに気を配ります。「農薬をタップリと かけて自分では食べる気がしないようなものを、ひと様に売るなんて、とても出来ない」と信念を貫いていらっしゃいます。

吉池さんの本物ぶどう2

吉池さんのブドウ園では「巨峰」と「ナイアガラ」という2品種を栽培。(※2016年に初めてロザリオ・ビアンコを出荷しました。)ブドウの栽培 は前年の11月から始まります。まずは、培養土、堆肥、敷き草、枯れ葉などを入れて土作り。せん定が終わるのは3月。その後、余分な芽を摘む芽かき、枝を 無駄なく這わせる作業などが続きます。5月には房が伸び、6月初旬には花が咲きます。
 病害虫の予防としては、せん定した枝で炭を作って畑に返し、副産物としてできる木酢液を葉に散布し病害虫の予防に役立てています。自然農法だけに、天候が不順だと、どうしても病害虫の被害が増加してしまうのです。

日本は、温暖で多湿な気象条件から、病虫害の発生が多く、無農薬でのぶどう栽培はほ ぼ不可能と言われています。ブドウには、晩腐病や灰色かび病、黒とう病、べと病や、あらゆる害虫など、収穫までに多くの障害があり、実際に長野県内で定め られているぶどうへの農薬使用回数が24回ということからも、栽培の難しさが分かります。
吉池さんはこれらを、長年の試行錯誤でひとつ、ひとつ、農薬に頼らずに、細やかな観察力で克服してきました。皮ごと安心して食べられる吉池さんの「本物ぶどう」は、栽培技術の高さと日々の観察による細やかな管理があってこそ。執念が生みだした、まさに奇跡のぶどうです。

吉池さんの本物ぶどう2 こだわり

吉池さんの本物ぶどうバナー

ぶどうには、生命力を強くするブドウ糖が豊富なうえ、体や細胞を元気にする各種ビタミンにも富み、ヨーロッパでは「畑のミルク」と言われています。

『吉池さんの本物ぶどう』ご注文はこちらからどうぞ!
 

 

 

 

太陽醤油・太陽味噌 蔵元ツアーレポート

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私たちの食卓に無くては  ならない「伝統の味」を
       守り続けるお二人!   蔵元ツアーレポート
 

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2018年6月3日(日)、伝統的な天然醸造を熱意と創意工夫で守り続けて下さっている太陽醤油の蔵元「弓削多醤油」さんと、太陽味噌の蔵元「新井武平商店」さんを訪ねて、埼玉県へ蔵元ツアーに行ってきました。
「おいしい」「安全」だけではなく、食卓に届くまでの背景を知ることで、伝統の味を守り続けるために消費者の私たちのどんな行動が必要なのか?を考えるきっかけともなりました。

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参加者の声 

■作る側と消費する側、「良いものを、永遠に。」という思いは同じでも、それを実現するためには、消費者の側から変えていくことも必要なのだと思いました。

■生産者の方々の情熱、熱い思い。そしてまた、厳しい現状の中でも創意工夫をして作っているという事が分かりました。

■普段、お店で商品を選ぶときには、値段が安い、という視点で選びがちでした。でも今回のツアーでは、色々な人の努力や工夫、人とのつながりがあって、製品が出来ているのだと知り、心から有難いと思いました。


■お醤油(もろみ)が発酵するときの「音」を聞けたのが、なんだかとても愛おしくなりました。

■木桶をつくる職人さんや、その木桶を作るための道具を作る本物の鍛冶屋さんが少なくなっているなど、醤油味噌だけでなく、色々な人の手が関わっていることを初めて知りました。

 

■初めて、作っているところに伺ってみて、お二人とも試行錯誤をしながらも熱意と自信とプライドをもっておられ良い意味でこの方々の作るものは安心だなと感じることができました。

■日頃、とくに感謝もせずに、醤油や味噌を当たり前のように食べていましたが、これからは、伝統の技だけでなく心も込められていることを感じながらいただきます。

■生産者と消費者のキャッチボールがうまくいくこと。需要と供給のバランスも大切。これからも作り続けてもらうためには、自分には何ができるのかな?と。それを自分で考えて、実行していければと思いました。

■毎日食べる調味料を安全なものを。と選んできました。作っている方々の思いも込めて、今まで以上に心を込めて家族にお料理を作っていきたいと思いました。

■味噌蔵で、これから出来る予定の仕込んだ味噌に向い「おいしくなーれ!」とみんなで叫びました。この味噌が出来上がるのは秋頃だそうなので、楽しみに待っています!
 
 
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今年も食べたい!中沢さんの奇跡の桃

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201769122720中沢さん

山梨県は、桃の生産量日本一。四方を山で囲まれた盆地のため、朝晩の寒暖差も激しく、その寒暖の差が桃に好影響を与えているそうです。また、山梨県は、日照時間も日本一です。桃は、太陽の光を浴びて甘みを増すので、長く太陽を浴び続けることができる山梨県の桃は美味しく育つのですね。

さて、今年も中沢さんを訪ねて山梨県笛吹市へ。5月中旬、桃の木は葉っぱを生い茂らせ、初夏の太陽を浴びてせっせと光合成の真っ最中。
うっすらと産毛の生えた2センチほどの小さな実がたくさんついて、その摘果作業をちょうど終えた頃でした。

 

 

201769131421若桃

──今年の桃の生育はいかがですか?


「例年に比べて一週間ぐらい成長が早いですね。今年は暑かったり寒かったりと、非常に天候が荒っぽくて。畑から見える南アルプスも雪がかなり解けちゃうほど、今年の気温は高いですよ。そのため虫の発生が多くて、アブラムシとかシンクイムシとかかなり早めにでてきましたね。注意してはいましたが。」
 

──この寒暖の差は桃の味に影響は?

「夏の収穫時期を迎える頃に、夜どのくらい気温が下がるか?がポイントですね。寒暖差が大きいことが桃の味に影響します。」

 

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──1本の樹から収穫できる桃はどれくらい?


「袋かけをするのが1本当たり約1000枚~1200枚だけど、虫や病気にやられて途中で落ちてしまう実も多くあります。最終的に商品として出せるのは、7割くらいかな。本当に良いものだけ出荷しているので、実際には、畑の中で取り除く桃がかなりあります。」
 

──つまり、私たちが口にできる桃はエリート中のエリートの桃なのですね!

「今年も一日一日の作業を一生懸命にやって、みなさんに喜んでもらえる桃をお届けできるように頑張ります。楽しみにお待ちくださいね。」


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中沢さんの奇跡の桃ができるまで!

 

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太陽の恵みを吸収して養分を蓄え、
役目を終えた桃の葉が落葉します。
落ち葉や堆肥を土に返します。

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樹の根元にワラを敷いて保温する
ことで寒さから桃の木を守ったり、
堆肥を入れて土作りをします。

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夏に、たわわに美味しい桃を実らせ
てくれるよう、畑にたっぷりと堆肥
を混ぜ込みます。体力勝負です。

 
20176913513 3月

熟練の目で樹を1本1本見ながら、
枝を切ります。剪定をすることで
太陽の光が桃畑にあふれます。

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桃の花が咲き始めると、筆を使って、
ひとつひとつ手作業で授粉。
高い枝は長い棒を利用します。

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摘果とは、実を太らせるため余分な
実を摘み取る作業です。熟練の目で
見極めて、1本1本作業します。

 
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ひとつひとつの実に袋をかけて雨風
や日焼けから守ります。頃合いを見て
袋を取り太陽を浴びて桃色になります。

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食べ頃になった桃は中沢さんの
手によって丁寧に収穫、箱詰め
され、お客様のところへ届きます。

20176914514桃

 
201769141826食べ頃に産地直送

 中沢さんの桃の注文はこちらからどうぞ 

2018.4/22 新茶摘みツアーに行ってきました!

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生産者の増田さんご家族

 

 

4月22日(日)、有機栽培茶でお馴染み、静岡県の善光園さんへ、総勢40名で新茶摘みツアーへ行って参りました。小学生以下のお子様も多く、賑やかで楽しい一日のバスツアーとなりました。
お茶畑へ到着すると、生産者の増田さんご家族が出迎えてくれ、さっそく新芽の摘み方を聞いて、実際に摘んでみました。お昼は茶畑でお弁当を食べ、増田さんが用意して下さったお茶の葉の天ぷらなどをいただきながら、青空の下で癒しのひとときを過ごしました。

●今年の新茶も生育は順調
天候にかかわらず、生育は順調とのこと。さっそく、ツアーの翌日から、新茶の収穫が始まりました。5月8日から皆様に新茶をお届けできるよう、製造行程に入っています。
ツアーに参加したお子さんから、増田さんは朝何時から仕事をするのですか?と素朴な質問がありました。朝は5時には畑にあいさつに来るそうです。朝早くから夜遅くまで、みんなのために、大変なお茶作りを頑張っていて大変ですね、との声に、増田さんは、「好きでやっていることだから。お茶の木をわが子の可愛さと同じように感じてます。大変だとは思いませんよ。」と頼もしい言葉。
無農薬のお茶作りという道を、人生をかけてやりきってきた増田さん。そんなお父さんの背中を見てきた高校生の次男の増田圭亮さんが、後を継ぐことに決めたそうです。これからもますます応援をよろしくお願いいたします!!

 

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お待たせいたしました!
今年の摘みたて新茶をお届けします。

増田さんの有機 深蒸し茶

農薬・化学肥料を使わず、土・水・太陽の自然の恵みで育った、生命力あふれるお茶の味わいをお愉しみ下さい。

 

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極上・やぶ北茶(深蒸し)
100g 1,800円+税

まだ新芽が出始めた頃のやわらかい芽だけで作られた煎茶。まろやかで上品なお茶です。

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特選・やぶ北茶(深蒸し)
100g 1,300円+税

極上茶より数日あとに収穫した新茶。
甘味とこくのあるお茶です。

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お米は日本の宝=田から!!

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青森県の津軽平野のほぼ中央部に位置し、古くから美味しいお米の産地として知られる青森県藤崎町(旧・常盤村)。近隣の田舎館村(いなかだてむら)の垂柳遺跡からは、古代の水田跡が発見されました。このことは、既に二千年前の弥生時代の中期にこの地で稲作が営まれていたという証で、米作りの適地としての長い歴史があります。
東に八甲田連峰、西に津軽の霊峰・岩木山、 南に世界自然遺産の白神山地が連なり、更に津軽三大河川である浅瀬石川、平川、岩木川の合流点で、水と緑の豊かな自然に囲まれているので、ミネラルを豊富に含んだ雪解け水が肥沃な大地を生み、おいしいお米を育てるのです。
 
「平成の米騒動」と呼ばれ、冷害に見舞われた1993年(平成5年)、農薬を撒き、化学肥料を多用していた慣行農法の水田ほど被害が大きい一方で、自然農法の水田だけが穂をたわわに実らせたといいます。太陽米の産地、青森県常盤村でも同様で、日本全体が米不足で四苦八苦する中、太陽食品では幸いにも自然農法米を会員の皆様に無事お届けすることができておりました。
なぜ自然農法の稲は冷夏に強かったのでしょうか?それは稲の「根」に現れていました。慣行農法の稲と比べると、自然農法の稲は根の量が多い上、長く伸びていると言います。このことは稲が大地にしっかりと根を張る、つまり生命力の証しです。その生命力のある稲を育てるのは、長年にわたる自然農法の賜物です。
 
自然農法の田んぼの土の中には、小さな虫や生き物がたくさんいて、冷たい冬でも土の中で元気に活動しています。太陽米生産者、古川さんの田んぼの微生物の数を調査したところ、一般の水田より3倍くらい多く生存していることが分かりました。“病害虫の発生しにくい豊かな土壌であり、農作物が大変おいしい” という評価をいただいたのです。土づくりに力を入れ、病害虫の発生を寄せ付けない長年の稲作の賜物です。生きている田んぼで育ったお米にはいのちがあります。チカラがあります。
 
太陽米「つがるロマン」は品種としてコシヒカリの孫であり、 あきたこまちの子にあたります。そのため、コシヒカリ のような粘りや弾力と、あきたこまちの食味を合わせ 持っているので、「冷めてもおいしい」お米です。お弁当やおにぎりなどにも向いています。
昨年秋の品評会でも、コシヒカリなどと同じAランクの評価をいただきました。
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単なるエネルギー原じゃない!
日本人らしさを作ったお米。

いにしえの昔からお米を大切にしてきたことを物語る
日本人らしさがあります。

●働き者である
「米作りには88の手間がかかる」という言葉の通り、それだけ手間をかけるところから、働き者という性格が生まれました。
 
●自然を大切にする心がある
お米は、一年間を通してじっくりと稔る作物です。そのため、農家は、天候や自然を注意深く見守り、自然から学び、米作りに生かしてきました。その結果、自然を大切にする心が生まれ、日本人の中で大きくなっていったのです。
 
●人と仲良くすることを大切にする
水を田んぼへ引くためには水路が必要です。水路は大勢の大人が何人も集まって、土を運んだり穴をほったりしなければ作ることができません。そこから、みんなで仲良くするという性格、「協調性」が生まれました。
日本人はお米を食べるのに
適した体になっている
 
かつての日本人は、野菜や穀物、発酵食品など、植物性の食品を中心に食べていました。こうした習慣は、長い時間をかけて日本人の体質も変化させました。
 
●腸が長い
日本人の腸は約9m。欧米人に比べて2mも長い!
植物の消化・吸収に時間がかかるため、長くなったと言われています。
 
●たんぱく質を分解する酵素が少ない
日本人の体で豊富につくられるのは、「炭水化物の分解酵素」。一方で、「たんぱく質の分解酵素」は少ししか作られないため、小麦など、たんぱく質の多い食べ物はアミノ酸に分解できず、日本人の体には負担が大きいのだそうです。
 
●すい臓が小さい
小麦などに比べ、米は糖度が低く、インスリンの分泌量が少なくて済んだため、お米を中心に食べてきた日本人は、すい臓が小さいと言われています。
 
お米は、太陽の恵みを
一身に集めた食べ物
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穀物は、太陽の恵みを全身に受けて育つ植物です。中でも最も太陽エネルギーの恩恵を受けていると思われるのが、お米です。
 
日本では、冬が終わり春を迎え、太陽の光が強くなってきた晩春に田植えが始まります。そして、稲は陽光を浴びながらグングン成長していき、いちばん熱い真夏の太陽の季節には、成長のピークを迎えます。稲穂にエネルギーをたっぷり宿し、重く頭を垂れて、秋の収穫を待ちます。
 
このように、稲、つまりお米は、太陽の恵みを一身に集めた食べ物だと言えるのです。それを体に取り入れることで、私たちは間接的に太陽の恵みを受けとることができるのですね。
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豊葦原の瑞穂の国、日本
古事記の記述によると、日本は「豊葦原の瑞穂の国 (とよあしはらのみずほのくに)」とされています。言葉のとおり、豊かな広々とした葦原のように、みずみずしく美しい稲穂が実る国という意味です。
また、江戸時代まで、武士の給料や農家が払う税金はお米が中心でした。その、お金に変わるお米は「田から」生まれてきます。土地を守り、種を守る米農家は国の宝です。生命力のある食べ物こそ、未来をつないでいく要となります。
 
命の根っこ、稲
「稲」は「イネ」で、「命の根っこ」という意味が隠されています。「米」は「ヨネ」で「世の根っこ」。「米」は「コメ」で、「〜を込める」となり、心や気持ち、魂を込めるということになるそうです。お米に関するコトバには、命に関する最も大切な意味を持っています。

 

 

たいようの幸せたまご~平飼い有精卵~

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かつて卵は大変貴重品でした。滋養をつける為、病人やお年寄りに優先的に食べさせたり、家族で卵かけご飯を食べる時は、大きな器に何個かの卵を割り順番に少しずつかけて食べたものでした。
しかし今では安い食材の代名詞。工業的な飼育方法により大量生産が可能となったため、「生きもの」扱いされない鶏たちはまるで産卵マシンのようです。一方で、太陽食品の有精卵はきちんとした環境と飼料を用意して、生命を尊重する生産者のもとで幸せに暮らしている鶏たちの卵。卵にこめられた「命」を大切にいただきましょう。

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幸せたまごでふわふわオムレツ! 材料を混ぜ合わせる際に、マヨネーズをほんの少しいれるだけで、マヨネーズに含まれている乳化された植物油と酢が卵に含まれるタンパク質の凝固をゆるやかにし、卵がすぐに熱で固ま ることがなく、ふわふわに焼き上がります。

 

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トロ~リ半熟!ゆでたまごをつくろう!

①大きめの鍋にお湯を沸かし、沸騰したら卵を入れます。

②茹で時間は、冷えた卵で6 分間、常温の卵なら5 分半。

(卵は常温に戻して茹でた方が殻が割れにくくなります)時々箸でかき混ぜると、黄身を中心に持ってこられます。
③茹で上がったらザルに引き上げ、氷水に3 分つけます。
④茹でたまごの底にヒビを入れ、やさしく殻をむきます。

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幸せたまごで春のフルーツのせプリン

<材料>幸せたまご2 個、牛乳250ml、砂糖大さじ3
①ボウルに卵と砂糖、牛乳を加えてよく混ぜ、ザルなどでこしてから耐熱容器に注ぎます。
②鍋に①の耐熱容器を並べたら、容器の1/2 が浸かる程度の水をはって火をつけ、沸騰させてから火を弱めます。2~3分弱火で温めたら、火を止めます。
③火からおろして、鍋ごとバスタオルや新聞紙などで包み、約20 分間「保温」します。(入れ物により前後しますので調節してください)。
④竹串を刺してみて、液体が染み出てこなければ火が通っていますので、あら熱をとり冷蔵庫で冷やします。お好みでカラメルや季節のフルーツをのせていただきます。

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太陽食品の本社から徒歩10分、栗原さんの畑は、いつ訪れても色々な野菜や生き物がいる賑やかな畑!季節ごとに、作物の成長ぶりを見るのがとても楽しみで、時々社員が訪れてはお話を聞かせていただいています。
1月から2月にかけては、小松菜、春菊、ネギ、白菜、ほうれん草、キャベツ、ブロッコリー、大根、かぶ、里芋など、色々な野菜が育っています。作物により、収穫量が少ないものもありますが、安定的に出荷していただける「小松菜」や「ほうれん草」は、栗原さんの看板商品となっています。
また、県外から届く予定の野菜が、天候不順や交通事情などにより手に入らないときには、いつも栗原さんが頼り!畑にあれば収穫してすぐに届けてくれるので、無くてはならない、太陽野菜の救世主です。

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太陽食品鶴田代表との出会いから有機栽培を初めて20余年。コツコツと土づくりに工夫を重ねて、「栗原さんの小松菜」はすっかり太陽お馴染みの顔になりました。
 


平成29年に開催した「第37回 生産者と消費者の集い」のしおりの表紙を飾った写真は、栗原さんの畑で撮影させて頂きました。

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今年の里芋は大豊作!!横浜の栗原さんをはじめ、鹿児島の寺原さん、久木留さんなどから里芋がぞくぞくと届いています。化学農薬も化学肥料も一切使わずに育てられた、自然の栄養と旨みがたっぷりのおいしい里芋です。みそ田楽、きぬかつぎ、煮転がし、コロッケ、けんちん汁など、調理も多彩ですので、ぜひ、毎日のお料理にたっぷりとお使い下さい。煮物や汁物、きぬかつぎにすると、溶け出した、栄養豊富なぬめり成分ごと食べられるのでおすすめです。

 

 

2018年・年頭所感~生命安全確保の時代~

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平成30年、あけましておめでとうございます。
明治から数えて150年、終戦から73年という今年を迎える。今までの社会制度や価値観が音を立てて崩れていくと感じる。人・物・金が国という垣根を超え、自由に行き来するグローバルな世界観を更に続行させようとする勢力と、行き過ぎを見直そうとする勢力の葛藤。この事はアメリカの現在の社会情勢を見ると分かり易い。昨年の大統領選挙で多国籍企業や一部の大富裕層、又ウォール街の金融界そして大手メディアに推されたクリントン派と、米国民の中間層をまとめたトランプ派の非難の応酬は、内戦さながらだった。その波紋は世界中で見られ、欧州では難民問題やテロの続発、アラブ諸国では内戦や過激派の暗躍、アジアでは中国膨張路線の
台頭、北朝鮮のミサイル問題、原爆実験等、世界情勢は混沌としている。
 多くの情報が飛び交う中、更に分かり難くしているのは、大手メディアによる真偽の定かでないフェイクニュースにある。日本のメディアも只それを受け売りするだけで、曲解されている中身迄は報道しないので、正しく理解するのは容易ではない。本来大衆の為に正しい報道をする筈のメディアが実はそうでなく、捏造したり調整して報道しているとすれば厄介な時代である。過去のメディアの扇動によって大衆を戦争へ向かわせた歴史の事例を思い起こさせる。この様な大きな変動期には、報道を鵜呑みにするのでなく、そのニュースによって誰が喜び、誰が損するのかを鑑みる必要があるのではなかろうか。
 近頃、規制緩和とか構造改革という目新しい言葉が頻りに聞かれる。緩和・改革と言えば何か良い方向へ進むような響があるが、うっかりはしておれない。我が国は古来から洪水・地震・火山の噴火・津波等々、災害大国である。突然の天候不順や不慮の事態に備えて「種子」は各都道府県の管理の中で生産されている。即ち国民の財産として、種子法という法律に守られ、国の制度の中で守られて来た。適地適作に、例えばお米の場合、コシヒカリやササニシキ等、各地の銘柄で農家が作付生産される仕組みになっている。
 この分野へ入り込もうとする勢力があった。世界の遺伝子組み換え種子の9割以上のシェアを持つ巨大多国籍企業、モンサント社はじめ、アグリバイオ企業である。振り返ってみると、昨年の4月5月の国会は、森友学園、加計学園問題で紛糾し、新聞やテレビのニュース等はこの事で持切りであった。このどさくさに紛れてか、多くの法案が通過し、その中の一つに規制改革推進会議のメンバーの提案で、突然、種子法の廃止が決まった。そして農業競争支援法が成立した。この内容を要約すると「これ迄都道府県が蓄積して来た種子や苗の知見を民間業者に渡す事」となっている。民間業者といえば、モンサント社をはじめとするアグリバイオ企業である。これから将来にかけて民間の種子にじわじわと移行せざるを得なくなり20年、30年後になると遺伝子組み換え種子の蔓延を止められなくなるのは明白な事実である。日本の農業基盤を揺るがしかねない事態に進んでいると思えるのである。この事は、食の安全・安心を求める消費者にも大きな影響が及ぶことは必定である。
 生命の安全確保の時代到来。大手メディアの報道の裏に何が隠れているのかを良く見極める必要がある時代である。