一緒に考えていきませんか?
~未来へつながるおかいもの~サステナウィーク2021
「未来へつながるおかいもの」サステナウィーク2021が始まります!
サステナウィークとは、サステナブル(持続可能)な消費に向けた「小さな一歩」や、何を買えば良いかのヒントが見つかる11日間です。
農林水産省、消費者庁、環境省が連携して立ち上げた「あふの環プロジェクト」が中心となり、“商品・サービスの背景情報・隠された価値”を丁寧に伝えることで、「見た目重視から持続性重視のおかいもの」が増えることを目指しています。

太陽食品でもこの度、農林水産省の『 国産有機サポーターズ 』に参画しました。
オーガニック食品の普及を通して、自然環境の保全、自然農法の生産者の支援、皆様の健康維持に、より一層努めてまりいます。
さてサステナウィークとして太陽食品でとくにおすすめしたいのが、お米・味噌・醤油です。
日本は五穀豊穣の国。古代語で「命の根源」を意味する「稲(いね)」。お米は、日本にすむ私たちにとって命の源であり主食です。また、食べることは、ただ栄養を摂るためだけでなく、食べものに込められた「生命力」をいただくことです。そこで「しっかりと生命力のある本物のお米を、未来の子どもたちへ届けよう!」と、生産者と消費者が手を取り合って40年以上取り組んできた有機米「太陽米つがるロマン」をお選び頂く事をおすすめいたします。
さらに太陽米で作った米麹と国産大豆で仕込んだ天然醸造の「太陽米こうじ味噌」、
国産大豆を丸ごと使い、伝統の杉桶でじっくりと熟成させた「太陽醤油」も、
食べ続けてくださる方がいて初めて、造り続けられるものです。
この機会に、みなさまへお願いです。
商品の背景にある「人」や「自然環境」、そしてその商品を選ぶことでどんな「未来」が広がるのか?を考える一瞬のじかんをください。
「未来へつながるおかいもの」という選択肢を、みなさまの日々のお買い物に加えていただけたら、嬉しいです。
未来の子どもたちに残したい有機米「太陽米つがるロマン」
有機JAS・自然農法のお米を未来の子供たちへ届けるために・・・
お米会員制度へのご賛同をお願いします。
今、自然と健康を守る会・太陽食品では
安全なお米を確保するための
「年間契約栽培」として
米会員制度へのご契約
及び、更新をお願いしております。
お米づくりは、「有機栽培」と認められるまでに
3年以上化学農薬や化学肥料を使わずに
栽培することが必要です。
無事に収穫を迎えるまでには
病害虫や気温の変化、台風の襲来など
数々の試練があります。
食べて下さる消費者の皆様の後ろ楯があれば
決して簡単ではない自然農法でのお米作りも
農家は安心してお米を作ることができます。
そして将来にわたり継続していくためには
消費者と生産者の結びつきが欠かせないのです。
自然農法のお米を食べることは
自然環境保全にも繋がります。
どうぞ多くの方のご賛同をお願い致します。


単なるエネルギー原じゃない!
日本人らしさを作ったお米。
いにしえの昔からお米を大切にしてきたことを物語る
日本人らしさがあります。
一身に集めた食べ物


知って!共に!行動しよう!
奈良県・(有)山口農園 山口貴義さんより
有機農業と言えばどのようなイメージがおありですか?食の安全安心や環境保全でしょうか?
・進む高齢化 就農平均年齢 67歳山口農園の宇陀市では70歳を超えています。
山口農園では、有機農業で上記が関連する過疎化や鳥獣害の問題、農地を活かすことでの景観の維持、そして農業へ参入する若者を増やす取り組みを行い、次世代へ繋ぐ環境保全に努めています。
山口農園での主な取り組みは、3つの柱があります。
① 完全有機JAS
圃場は100 %有機 JAS認定を受けており、主に葉物 野菜を育てています。
② 山口農園グループ
若い新規就農者の独立支援をしており土地の斡旋や行政への橋渡し、技術指導、生産計画から販売まで 支援しています。2013 年から取り組み始め、現在グループが10名を超えました。高齢化により地域から管理依頼された土地を農業委員会で利用権設定をしてお預かりします。JAS申請できるまで弊社学校の学生圃場としてお預かりして独立希望者があれば、その土地を地域ごと新規独立希望者へ移管しています。新規独立希望者は土地を探さなくてよくなり早速JAS圃場が手に入りやすく山口農園が担保となることでその者がどういった者かは関係なくすぐに地域に認められる存在になるのです。またそのJAS有機野菜は山口農園が買い上げることにより販路の心配もありません。
③ オーガニックアグリスクール NARA
有機農業を初心者から勉強できる学校を 2010 年から運営しています。受講料無料です。 卒業後、就職や独立への斡旋をしており一人でも多く農業人を育成するため運営しています。
高齢化が進む農業。それでも誰かが農業をしなければ!────
今回は少し違った角度からお話をさせて頂きます。日本の農村は急激に過疎化や耕作放棄地化が進んでいます。しかも国土の七割が中山間地域と言われています。中山間地域とは簡単に言えば傾斜地で標高の高いところが多く日照時間・気象・水温などの影響を受けやすく農業が平坦なところより困難な地形をいいます。しかし多様な農林産物の供給や水資源のかん養、豊かで美しい自然環境に恵まれた中で青少年教育の場となり伝統文化の継承などの重要な役割を担っています。そして農業を継続することで災害に対しても大 きな防御機能をもたらします。これらを農業の多面的機能と言います。
例えば水田があれば雨水を一時的に貯留し洪水や土砂崩れを防ぎ多様な生き物を育み、自然循環型の天然な営みを生み、また棚田などの美しい農村風景は心を癒してくれます。しかしそういったことを維持するためには農業が継続的でなければなりません。
そんな中、農業就業人口も年々減り続け数十年前の約550万人と比べると三分の一以下の約170万人になり、農業をする人の平均年齢も現在67歳となっています。平均がですから通常の業界ならすでに退職年齢を超えています。それが農業は6 歳が平均であり現役年齢なわけです。
ではなぜ高齢化するのでしょうか?ズバリ若い方にとって農業が魅力ある仕事ではないからです。理由としては、拘束時間が長いこと、休みがない、収入が安定しないなどです。さらに全業界的に人材不足でいわゆる売り手市場になっています。さらに働き方改革という言葉を最近よく耳にするようになり、こうし た時代の流れに農業界も対応していかないと人材確保がさらに厳しくなります。しかしそれでも、誰かが農業をしなければ、地域や環境は守っていけないのです。
脱サラして飛び込んだからこそ見えてきた、農業の姿────
今から15年前、すでに耕作放棄地化が進み、若い方が都市部へ出ていき、限界集落が見えていた山口農園のある地域もそのような事態になっていました。そんな中、妻の実家であるこの地で有機農業の会社を設立したいからサラリーマンを辞めてくれと義父から相談を受けたのです。私は非農家でずっとサラリーマンでしたので、農業経験もなく時々手伝う程度でしたが、農業はしんどいだけの仕事と思っていました。しかし農薬や化学肥料を使わないことで水や空気、土壌の環境を守り、 生きていくことのできる世界を、後の子孫へ繋いでいかないといけない、そして自分も他人も食べる野菜は同じものでないといけない。という素晴らしい考えをもっておられ、そういった有機農業を確立し世の中に広めていくことが出来ればどれほど素晴らしいだろう!と強く思うようになり、脱サラを決心したのです。
しかし多面的機能を維持したり、 農地や地域を守ることは一家族ではとうてい出来ないのです。その為には地域の理解を得て、そもそも多くの担い手が必要であり、若い人が農業へ参入したくなるシステムを作らないといけないと思いました 。
当初、有機農業で会社を設立することは地域にとって良く思われませんでした。というのも、農薬を使わないことによって虫が集まり、虫害が増えるので農薬を今以上に買わなくてはならないと苦情を言われる方が多くいたのです。また、保守的な田舎では知らない人が地域に入ることを強く嫌いました。地域に信頼を得るために地域の為に何が出来るかを本業の農業とは別に考えなくてはならず、併せて農地が荒れる速さに間に合う農業をしなければならないなど課題がまったなしに多くありました。
会社設立後は、まず仕事を分業化して時間のロスを少なくするため人を雇用し、ルールを作り、組織化をはかりました。通常、農家は家族全員で同じ時間に起きて同じ作業をします。農業は百姓と言われるように様々な仕事がありますが、全員で同じことをすることで足並みを合わせることが多く、例えば朝ごはん、休憩は全員が揃うまで待つことが多く、夏場の酷暑時の昼は家で昼寝をして夕方涼しくなってから動き出し、 夜中まで仕事をするということが当たり前のようにあり、やるべき事をやるにはとてもロスが多かったのです。それは工場でいうと稼働率ゼロの時間帯がたくさん発生するということです。
農業存続のために、今できることは何か────
生産や収穫、袋詰めや営業など別々にスタートして動けばロス分は解消され、その分の労働時間給に還元されると考えました。さらに品目を限定し、生産性を上げることで利益が生まれ、農業でも採算が合うと考え、現在の形(生産部、収穫部、調整部など全7部署)になりましたが、家業を企業にするために、家族と何度も衝突を繰り返しました。
2005年の設立当時、地元には20件近くの農家さんがいましたが、とうとう昨年に1軒になり、その方もいよいよお米の収穫をもってリタイアされてしまい、現在、いわゆる農家さんはゼロになってしまいました。 都会へ出た息子さんから、今後は農業の手伝いもしたくない、と言われたそうです。
このように、農業は一般的に若い方にとって魅力を感じてもらえません。あるいは魅力を感じてもらえても理想だけであり、生活を考えれば仕事として生計を立てるのは無理困難だと思われています。農業をする人が減少すると農地が守れなくなり、遊休地化や荒廃地化が進んでしまい、地域は荒れ果て環境を保全することはできなくなります。
有機農業はさらに農業の中でも厳しい農法です。全国に占める農地の有機栽培面積率はたったの0.5%です。単純に言うと、世の中の農産物で有機野菜は1%もないということです。
有機農業が広まらない大きな問題のひとつに草刈りがあります。例えば、草が生えれば当然草刈りを、 除草剤無しで行います。草刈り機や鎌で草を刈るには、どれぐらいの時間がかかるでしょうか。また、その場所がのり面など傾斜地になっていれば、どんな体制で草刈りをしないといけないのか、一度草を刈っても、シーズンをみると数回刈らないと農業が出来ません。また出来るだけ草が短い間でないと作業時間が何倍もかかってしまいます。現在山口農園では、地元地域の管理農地は、東京ドーム二個程度の面積をハウス施設165棟で管理していますが、 それ以外にも景観や土のことを考え、ハウス施設のない路地や近隣周辺の土地も当然草刈りをします。
農業に不可欠なのは、人と人の関わり、そして土づくり────
そして、地域といかに上手く共存共栄できるかが大きなポイントです。農業は他産業のようにその場所 だけでは完結しないお仕事です。農業は水が要りますが、水を川か井戸から使うには通常「水利権」が発 生します。つまり利権のある水源を使用するには、それぞれ地域の水利組合長の許可がないと使えないの です。また、農地に面した道は、国道県道だけでなく、多くは農道に面しています。農道は、行政だけが お金を出したのではなく、地元地域がお金を出して出来た道です。この道を通る権利を我々は「通行権」 といいますが、地域に嫌われるとその農道すら通れません。自分だけではなく地域全体が発展する思いを 共有して共存していく気持ちが無ければ 、地域を守る農業は成立しないのです。
その為に仕事とは関係のない様々な清掃作業やお祭りごとや、地域の慣習などに地元の方と力を合わせ て取り組み、地域を皆で盛り上げなくてはなりません。よく農業は土と触れるので人間関係が苦手だから 人と関わらない農業なら大丈夫と思われている方がおられますが、間違っています。地域を守る農業ほど 人との関わりやコミュニケーションが必要 であり、他業種以上に求められる能力なのです。
さらに当然ですが、有機農業で大事なことは「土づくり」です。いかに微生物が活性化できる土壌を作 るかですが、化学肥料のように有機堆肥は即効性がありません。つまり、正しく土づくりが出来ているか どうかは、数か月あるいは数年後にならないと分からないのです。さらに難しいのは、同じ地域であって も、その場所やポイントによって土の性質は様々です。弊社農園の同じハウス内でも日照時間や勾配によっ て土壌環境が全く違います。ですから土を取って微生物単位の検査にかけることだけでは、全てをはかれ ないのです。
山口農園が有機JAS認証にこだわる理由 ────
それでは話を変えて 有機 JAS についてお話しします。 有機農家さんが真心をこめて育てる野菜は美味しく価値の高いものです。生産者の顔が分かれば有機 JAS 認証 など 必要でない、と思われる方も多いと思います。そこで、山口農園がなぜ有機 JAS認証 にこだわる のか、 取ることでのメリットをお話しします。
まず有機 JAS の定義として簡単に言うと、葉物野菜のような有機農産物で認証を取る場合 、 最低 2 年間 (多年型品目は 3 年) 有機的に土づくりをしてからでないと有機JAS認証はとれません。つまり、新規就 農者が 土地を借り、いきなり有機JAS を取ることができず、最低 2 年間は無収入で土づくりをしなければ ならなく、これが認証を取ることのハードルを上げています。つまり2年経たないと化成分が抜けないという国の判断です。
そして認証をとるためには、隣地などからの農薬の飛散などを防ぐ対策が、マニュアル化して完璧に取られていることも必須要件です。例えば路地でいくら自分が有機栽培をして安全安心な有機野菜を作って いると思っていても、周りから農薬や有害な化学物質などが飛散してきて付着し 、 人体に害を与える可能性があり、 その観点でも有機 JASはリスクを回避する機能があります。
また、意外に知られていないのはトレサビリティ(栽培履歴管理)です。有機JAS法では農産物に応じて一 定期間、根拠書類の保管義務があります。通常、農家さんが出荷した野菜のことをどこまで覚えているでしょ うか? 現在出荷している野菜については、お店でお客様に直接説明が出来ると思いますが、半年前や一年前 となればどうでしょう? 有機 JAS は 何かしらの問題が発生したとき原因究明がしやすく、詳細がいつでも過 去へ遡って調べることが出来ることで、より安心安全がうたえます。
さらに山口農園では栽培履歴を5年以上保管し、誰が栽培や出荷作業をしたのかも記録・保管しています。 しかし一度認定を受けても毎年認定の更新があり、現地での農地や書類の厳しい検査もあります。山口農園で も A4 用紙が約 15 センチの厚みになるほどの書類を毎年更新時に作成しています。その日常の事務量と管理 の大変さがゆえに、認定者は増えず、有機JAS率は全体のたった 0.2% と言われています。
その他に有機JAS法では、別表に、使える資材が意外に多くあります。もちろん原則的に天然由来のものですが、山口農園ではそれらの資材を使うことなく自家製堆肥のみで野菜を育て上げています。また通常、農業 は追肥をします。それは土本来の力だけでは野菜が育たないからです。しかし山口農園では追肥を行いません。 単純に種をまき、後は水や光、風の管理だけです。つまり有機農業は本来お金がかからない農業なのですね。
共に考えたいのは「いま、何を優先すべきか」 ────
最後に、 種子法廃止問題で在来種や固定種と言ったことがより注目されています。もちろん、それまでそこで育った遺伝子情報をもち、虫や病気に負けない野菜を取ることは、体にとっても、地域にとっても健全で大切なことです 。
しかし、限界集落が増え続けるいま、過疎化、 遊休地化や荒廃地化を防ぐ為には、農業を継続する必要があり、種を取ると、生産性が悪くなるので(花を咲かせるまで待たないといけない)農家の採算が合わない問題が生じてきます。高齢化で労働力が弱い限界的集落など、地域によっては農地を荒らすより改良された品種であるF1 種(ただJAS法に沿ったもの有機的なものに限る)を使用しなければ、過疎化や鳥獣害被害などのスピードに追いつかなくなってしまうのです。
例えば、農業者を全員「公務員」にするなど、斬新な生活保障制度があれば理想的なのですが、財源をどう確保するかを考えると上手くいきません。否定すべき事柄を全て拒否して、理想だけを求められれば良いですが、改革や改善はすぐには達成されません。方向性が間違っていてはダメですが、最後に向かうべき目的に到達するためには現実的でないことが多いなと、実際農業をしていて感じることは多々あります 。
大切なのは、関心を持ち、行動し、選択をしていくこと────
ですが、これまでお話ししたように、農業で社会貢献が出来る事はたくさんあります。もっと言うと、色んな正解がたくさんあるとも言えます。実際、山口農園の有機野菜を買っていただけることで、弊社だけでなく山口農園グループの若い独立就農者の応援になっていますし、本来耕作放棄地になる土地を保全することになって、もっと言えば、地域の微生物などの生き物や、将来次世代の環境を守る一票を投じて頂いていることに繋がっています。本当にありがとうございます。感謝しかありません。
それぞれの土地や地域性、周りの環境や育てる作物、農法など様々な取り組み方があり、どれをとっても誰にとっても完璧な状態にすることは困難でしょう。また色んな状況は必然であり偶然ではありません。でも、それぞれに好き嫌いなく関心を持ち、身の丈にあった範囲で行動し、情報が偏ることなく分析をし、最終的に広い見識で自ら選択をしていくことが大事だと思います。
それぞれの小さな力がたとえ全体の数割にでもなれば、世の中を大きく変える力になるはずです。 山口農園は、大きなことは出来ませんが、お話した取り組みが日本の農業を変えるきっかけになり、また地域から全国、 さらに世界へ次世代が生き生きと暮らせる世の中であってほしい、そうなるように、そんな歯車の一つ になれればという思いで今後も精進していきます。
おんかつ(温活)始めませんか?
健康を維持するためのカギは‶免疫”を上げること。では、
自分の”免疫”はどのくらいあるのか、みなさんはご存知でしょうか?

ところで、免疫を上げるために様々な方法を試しても
なかなか結果が出ない、という方はいませんか?
人によってさまざまな原因がありますが、
そのひとつに冷えがあるのです!
実は、
体を温めることで、免疫細胞のリンパ球、好中球、単球が
活性化されることが分かっています。
あなたなら、どちらを選ぶ?
●「おにぎり」と「おむすび」の違いって?
その昔、日本人は山を神格化しており、神を力を授かるために米を山形に握ってたべたのが「おむすび」とされています。だからおむすびは三角形なんですね!ただし諸説あり、じっさいには明確な違いはないそうです。
●どうして「米」という字を書くの?
「米」という字は「八十八」という文字から作られたといわれています。お米ができるまでには88回もの手間がかかる、という意味です。昔に比べて今は便利な機械もあるので、米作りも早く楽にできるようになりました。それでも稲を育ててお米を収穫するまでには、多くの手間がかかります。大切に手塩をかけて育てられたお米、感謝して頂きたいものです。
●お米には「神様がいる」ってホント?
昔は、親や祖父母から「お米には7人の神様がいるんだから、ひと粒も粗末にしないように」とよく言われたものです。7人の神様は、七福神説が多いそうですが、土・風・雲・水・虫・太陽・そして作る人の7つを意味するという説もあります。食のありがたさを子どものうちに学ぶことって、とても大事なことですよね。因みに神様の数は家庭によって、7人だったり88人だったりと色々のようです。
●お寿司屋さんなどで米を「シャリ」と呼ぶのはなぜ?
「シャリ」というのは仏教用語の「舎利」のこと。お釈迦様の骨のことを表す「仏舎利」に由来するもので、「骨」という意味です。仏教では舎利、すなわち骨は土に帰ると肥やしになり、稲、麦、あわ、ひえといった穀物になって、命をつなぐ役に立ってくれるという事から、穀物は舎利からなるものであり、非常に尊いものだとされたのです。
この教えが日本に伝わり、米のことを「シャリ」と呼んで尊ぶようになったそう。ちなみに「銀シャリ」というのは、貧しく雑穀米しか食べられなかった昔、米だけのご飯は庶民のあこがれであり、キラキラと銀のように輝いて見えたことに由来します。
歯が語る、健康になる食べ方とは
動物の食性は歯の形で決まっています。牛や馬、ゾウは、たとえ体が大きくても歯の形が平べったい草食用で、草しか食べません。また、ライオンやトラは、とがった肉食用の歯しか持っていないので、肉しか食べないのです。
草食動物である牛に、肉骨粉を食べさせて起こったのが、BSE(狂牛病)でした。本来と違う食性を動物に強いると、病気になってしまうのです……。さて、私たち人間の歯はどうでしょう?歯のバランスを参考に、食事を見直してみましょう。

Q1 人間の歯は、大きく分けて3種類あります。
右図を見てそれぞれの本数を数えてみましょう。
臼歯は全部で 本
門歯は全部で 本
犬歯は全部で 本
人間の歯は全部で 本
Q2 次の空欄に「肉や魚」「野菜」「穀物」のうちいずれかを当てはめてみましょう。

臼歯は主に を食べるときに役立ちます。
門歯は主に を食べるときに役立ちます。
犬歯は主に を食べるときに役立ちます。

我々は、自分の食性を知る必要があります。人間以外の動物は食性を守っていますよ。コアラはユーカリの葉しか食べないけれども、そのユーカリでさえも何十種類もある中から決まったものしか食べないほどです。
人間の勝手な都合で、本来は草とワラしか食べない牛に肉骨粉を食べさせたために、心身ともに狂いが生じてしまったことがあったでしょう?人間だってそうです。
人間の歯からみて、穀物を砕くための臼歯は62.5%に対し、肉を食いちぎる犬歯は12.5%しかありません。ちなみに草食動物である牛や羊に犬歯はありません。歯を見れば何を食べる動物なのか、食性が分かるようになっているんですね。
昔から「五穀豊穣」という言葉があるように、日本は穀物に恵まれた国です。五穀とは米・麦・あわ・ひえ・きびのこと。これに、そばと豆を加えた穀物を主食にすれば、それだけで栄養が摂れ、生きていくことができます。野生の動物は、医者や薬なしで天寿を全うするもの。自分で自分の健康を守っているのです。人間もそんな自然界の一員。自分の体をつくる”命の素”「主食」を見直すのは、今からでも遅くありません。
健やかに生きるコツ!~自分の体は自分で治す~
太陽食品がおすすめする「健やかに生きるコツ」!
自分の病気は自分で治す。自分の命は自分で守る。
病院に頼るほかに、お金もかからない健康法を試してみませんか?
少食 自分の生活スタイルに合わせてチャレンジ!
ファスティング( 断食) は、万病を治す妙法です。病気になったら「食うな」「動くな」「寝てろ」で免疫力、排毒力が増強し、みるみる治っていきます。「1日3食のうち、2食は自分のため。1食は医者のため」というドイツの昔からのことわざもあるくらいです。消化に必要なエネルギーはフルマラソン並み。断食をすればそのエネルギーを治療に回せます。フォイト栄養学が主流の今日、カロリー計算で食べろ食べろ!の時代から、食事をお休みして体もお休みさせてみませんか?半日断食、プチ断食、週末断食など、自分の生活スタイルに合わせてチャレンジしてみて下さい。


長息 長息法をマスターすれば血行促進
「少食長寿」「長息長命」これは東洋に古来から伝わる養生の秘伝。長い息は長生きなのです。長息法の第一の効能は血行促進だからです。万病は血流障害から生じます。すると、組織は低栄養、低酸素に陥り、体毒が排泄されずに溜まります。この新陳代謝の阻害で組織は生命力、抵抗力、免疫力を失い、感染症やガンなど様々な疾患に侵されます。長息法→血流改善→病気治療。呼吸法をマスターすれば、普通の人の2. 5倍もの酸素を吸収することができます。
イラスト:「3 日食べなきゃ、7割治る!」船瀬俊介著・三五館 より抜粋
温める 病院へ行くより温泉へ行こう!
日本人は昔から湯治で心身を癒してきました。温泉に行かなくても10 分入浴、20 分休息を繰り返したり、足湯、腰湯も血行促進、デトックスに有効です。
筋トレ 若返りホルモンを分泌させよう!
筋トレで“ 若返りホルモン(マイオカイン)” が分泌されます。マイオカインの効果はダイエット、代謝改善、動脈硬化予防、認知症予防、老化防止、血圧安定、糖尿病予防、長寿遺伝子がオンになるなどです。最近の医療の鉄則は「絶対安静」から、階段の上り下りやベットで寝たままでも出来る筋力トレーニングの時代となりました。どうぞ出来る範囲でチャレンジしてください。(ラジオ体操やヨガなども良いですね)
笑い 笑いは特効薬、感謝は万能薬。
笑うことで、ガンと闘うNK 細胞が6 倍も増えるそうです。免疫力がアップし、アトピー、リウマチ、糖尿病、高血圧などにも良いとされています。(毎日、毎日、5000個ガン細胞が生まれています。でもガンにならないのはNK細胞をはじめ、免疫細胞がガンを発見し、排除しているからです。)

感謝 ありがとうは万病を治す魔法の言葉
「感謝」の「心」が難病を治すそのメカニズムは最新脳科学で立証されています。約5000 年以上の歴史を誇る東洋医学では「心身一如」として知られています。「心」の状態が「体」に影響を与えているという生命の基本原理です。「感謝」とは「肯定的」な心理状態です。それは「受け入れる」心理状態をいい、相手や対象に「愛」を抱いた状態です。「肯定」の反対は「否定」です。「愛」の反対は「憎」です。嫌だ、という気持ちです。不安定な心理状態のとき、体は交感神経優位の状態になり、不快ホルモンのアドレナリンなどが分泌されます。これは、怒りのホルモンと呼ばれます。このホルモンは毒蛇の毒の3 ~ 4 倍もの毒性があるそうです・・・。
★「汝の敵を愛せ」
ちょっと辛いけど、病気が辛いとき「ありがとう」と口に出して言ってみると良いと言われています。心が肯定的になり、副交感神経が優位な体の状態になり、生命力や免疫力を高め、治癒に進みます。嫌なことがあったら「ありがとう」良いことがあったら「感謝します」。多くの研究者は「ガンは心の病」と断言します。「ガンの治療の第一は笑うこと」と言う安保博士も「ガンはストレスによる緊張で血流が低下し、低体温、低酸素になった箇所に産まれる」と述べています。ガンの心理療法(サイコ・オンコロジー)は「心をコントロールすることで、ガンを治すことができる」と言います。
まとめ
笑いましょうと書きましたが、苦しくて笑えないときは大いに泣きましょう!泣くのは、笑うのと同じような効果があると実験で立証されています。悲しい涙も感動の涙も、脳をリラックスさせます。人間の脳は精神的ストレスに刺激を受けるように作られましたが、だからこそ、それを洗い流す涙も与えられたと言われています。
笑いと免疫力の著者、吉野愼一さんの言葉で締めくくります。
「笑って泣いてよく眠って、そしてときには好きなものに熱中し、太古の昔から連綿と引き継がれてきたあなたの命を精一杯大切にし、生ききってください。」どうでしょうか。「病」は何処かから勝手にやってきて、私達を困らせているだけなのでしょうか?病と向き合い、気づき、自分の心の向きや考え方、生活習慣を変えていくチャンスなのかもしれません。必要なときは病院にかかりますが、まずは自分でやれることをやってみましょう。頼りになるのは自分自身です。
<編集後記>
大自然の中でたくましく育てられた野菜や、信頼のおける生産者さんの卵やお肉、調味料など・・・。太陽食品では、作る人と食べる人の顔の見えるお付き合いを大切にしてきました。また、お客様もみなさま素晴らしい方ばかりです。私達は微力ながらも健康維持のお手伝いをさせていただき、本当の意味で健やかに、自分自身を整え、周りの人や自然環境全て幸せになっていただければ幸いと思い、この「知っとく」をまとめてみました。お役に立てたら幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございます。
風邪をひいてスッキリ元気になろう!
<風邪は神様が与えてくれた最高の良薬>

風邪の原因は「食べすぎ」と「冷え」と言われています。風邪をひくと発熱や発汗、咳、下痢などの症状が現れますが、これは体に蓄積している老廃物を体の外に「出す」ことにより体を正そうとしています。また、発熱によりウイルスを退治し免疫反応を高めるほか、熱を出すことでガンを退治するとも言われています。
ドイツのイセルス教授の言葉
「世界には2人の名医がいる。それは食欲不振と発熱だ 」
お薬で熱を急に下げたり、咳止めや鼻水止めなどを使用してせっかくの出す力を止めるのはもったいない!?もちろん、深刻な風邪はお医者様に見ていただきながら、おうちで出来ることも色々あります。

辛い症状を少しでも快適に(知っとくナビゲーター野崎直子)
私の体験を通して皆様にお伝えいたします!
1 人目の子供は咳や熱が出たら小児科に飛んで行き、抗生物質、解熱剤、咳止めなど、処方されるものを一通り飲ませていました。体調が悪い子供を連れて1時間以上医院で待ち、さらにぐったりとして吐いてしまったり・・・。少しの咳でもレントゲンを取ったり。日記を見ると1ヶ月に1回は風邪で病院に行っていました。6年が経ち2人目の子供が出来た頃、私は自然療法に出会いました。自然療法の実践を通して、風邪の色々な症状はキッチンにある食材を利用すれば、薬を使わなくても心地よく回復できるのだ、と実感しました。
<こんにゃく湿布>
<用意するもの>●こんにゃく2枚 ●タオル7~10枚
風邪はもちろん、ガンや慢性病の方も、まず全身の浄化槽の肝臓、腎臓をこんにゃくで温めると体の芯まで温まって血行が良くなり、体内にたまった毒素や老廃物が流れ、利尿・便通を促し、新陳代謝が活発になり、全身が生き生きとよみがえってきます。
①おもて | 肝臓と丹田(へそ下3センチ)に、温めたこんにゃくを30分のせる。初めの10 分だけ脾臓をひやす。30分温めたら、つめたいタオルでさっと冷やす。 |
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②うら | くるんでいるタオルを1 枚はずして温かさを調節してから、腎臓2 カ所に温めたこんにゃくを30 分のせる。初めの10 分だけ脾臓を冷やす。30 分温めたらつめたいタオルでさっと冷やす。 |
POINT① | おふとんやねまきがぬれないように、プチプチシートのようなものでカバーしてもOK。 |
POINT② | はやワザとして表と裏を4 枚のこんにゃくでいっぺんに貼ってもOK。 |
POINT③ | 肝・腎・脾さんに「ありがとう、おつかれ様。」と声をかけてあげよう。 |

<足湯もおすすめ>
バケツにお湯を入れ、お湯が冷めたらやかんでお湯を足していく。キパワーソルトや岩塩、ハッカレモンなどのアロマオイルを入れてもgood !
<作っておくと便利>
きんかん煮 |
きんかんを半分に切って種を出し、蜂蜜で煮ます。紅茶に入れてもお湯をさすだけでもOK.。のどの痛みや咳に効きます。ジャムとしてパンにぬってもおいしい! |
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びわ葉エキス |
ビワの葉をザク切りにして葉の上に35度の焼酎をかぶるくらい入れます。3ヶ月くらいすると茶色の液が出てきます。これを傷のときや虫さされにつけるとす ぐ痛みをとり治ります。うすめてうがいや口内炎、喉の痛みにもいいですね。 |
ハチミツレモン | レモンをスライスして、ひたひたのハチミツに2 週間つけこみ、エキスをビンにつめかえる。お湯で割ったり、サイダーで割ったり・・。 |
<買い置きしておくと便利>
梅干しの黒焼き |
ボケ防止や疲労回復、風邪、発熱、冷え性にも効果。 |
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さといも粉 |
喉の腫れ、打ち身などに。里芋をすって作るよりもさといも粉の方がかゆみもなく便利です。 |
コーレン( れんこんの粉) |
れんこんの粉で、天然の咳止めといわれるくらい咳がよく止まります。お湯に溶いて飲んだり、すいとんに入れたりします。 |
梅肉エキス |
殺菌作用があり、風邪予防はもちろん腹痛、下痢、便秘、高血圧、低血圧、心臓、腎臓、肝臓、糖尿等に良く、大抵の病気は大事に至らずにすみます。何の熱か分からなくても、梅肉エキスをお湯でうすめて1日3、4回飲むと、大難をまぬがれます。 |
梨エキス |
菊井さんの梨エキスは、梨を100%煮詰めています。咳によく効き、何より梨は甘くて美味しいので子供も舐めやすいです。 |
板藍根( ばんらんこん) |
風邪かな?と思ったらすぐに!熱っぽいときにもよく効きます。 |
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自然食品専門 オーガニックショップ 太陽
"経皮毒" 生活を見直してみよう

食べ物には気をつけているけど、
意外とシャンプーや洗剤、化粧品には
関心の無い方がいらっしゃます。
でも、毎日使う物です。
調べてみましょう。
もし、毒物 が体内に入るとしたら、3つの経路が考えられます。

<経皮毒の問題点>
①皮膚から吸収される化学物質

私達の皮膚は何重構造にもなっていて、外界からの細菌や有害物質の侵入を防いでいます。ところが、合成界面活性剤にはそのバリアを破る力があるのです。さらに私達の身体は、経皮吸収されやすい部分とそうでない部分があります。

例えば、腕の内側を1とすると、
額では6倍、
背中では17倍、
生殖器ではなんと42倍 です!!
女性の生理ナプキンも、化学物質の少ない製品か、
布製のナプキンにしたら、婦人科系のトラブルも
減るのでは、と言われています。
②体内で分解されにくく、体外に排泄されにくい
少しの量では中毒症状は出ませんが、毎日使っているうちに体内に溜まっていく性質
があります。経皮吸収された毒は、外部に排出されることが難しく、血液や脂肪中に
蓄積されたり、尿などにして体外に排泄するために働いてくれる腎臓や肝臓に、
多大な負担をかけてしまうのです。

③種類が多く、複合的な因果関係・副作用が心配
使用されている化学物質の多さ。例えばシャンプーや化粧品に使われている材料は
全成分表示が義務づけられていますが、あまりにも多くの成分が使われている上、
その成分同士による複合的な副作用については、安全性が確かめられていません。
便利安い快適だけでいいの?
経皮毒は「脂肪に溜まる」 → 脂肪の多い臓器はなんと「脳」(60%は脂肪で出来ている)
経皮毒の元となる物は石油です。
つまり地上にはあまりなかった物なのです。
経皮毒を減らすことは私達の地球を住みやすくすることでもあるのです。
脳には脳関門といって有害物質や細菌などが脳にいかないようにするための関所がありますが、
ある種の経皮毒素は脳に到達してしまいます。
すると → ・学習障害、多動症、自閉症など
・免疫力を弱める
・皮膚の炎症やアトピー性皮膚炎
・花粉症、気管支喘息など を引き起こす恐れがあるのです。
経皮毒は「継世代毒性物質」

-親の毒が子や孫、ひ孫と、世代を越えて
しかも、濃縮されて受け継がれます・・・。
じゃあ、どうしたらいいの?
①ミネラル、ビタミンが豊富な本物の野菜や季節の食材、
海藻類を摂ると、 毒が体外に出やすくなります。
②物事を前向きに考える、適度な運動と睡眠を
とるなどで、免疫力を高めるといいでしょう。
<生活のなかで使われる経皮毒を減らす方法>
①ゴミを減らす3択
1. 繰り返し使う(リユース)
2. ゴミになる物を減らす、買わない(リデュース)
3. 再資源化する(リサイクル)
②使い捨てプラスチック容器よりは安全素材の陶磁器を使う
③安全に気を遣う
とにかく安心できる日用品を選び、その使い方を覚える。
そうすることより製造者も意識を変えることになる。
簡単な汚れなら重曹とお酢の使い分けで落ちる。
洗剤ではなく石けんを使うようにする。
④食器洗い、洗濯にひと工夫
食器は洗う前に大きな汚れを落とし、なるべくお湯や水で洗う。
しつこい油汚れのみ、後でまとめて洗う。
食器や衣類の汚れも、たいていのものは水やお湯で落ちる。
⑤歯磨きは水で
汚れは充分に落ちる。ブラッシングに工夫をしてみよう。
経皮毒の元となる物は石油です。
つまり地上にはあまりなかった物なのです。
経皮毒を減らすことは私達の地球を住みやすくすることでもあるのです。
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春のからだを"食"と"手当"で整えていこう。

春ってなんとなく体も気持ちもユラユラ、ムズムズしませんか?
春はすべての生き物が活動を始める季節です。
からだも新陳代謝が盛んになり、各臓器の働きが活発になります。
冬にたまった古い脂肪、塩分、余分なタンパク質などの毒素を排泄する時季なのです。それに合わせて神経系統も動き出しますが、臓器と神経の働きが連動しきれず、アンバランスが生じてイライラの原因になるのです。
食事のポイントとしては・・・
古い脂肪や塩分、余分なタンパク質などの毒素を、野草や野菜の葉緑素で代謝させつつ
新しいデンプンを補うことで、陰にも陽にもかたよらない体質を作ることです!

春のデトックスのおすすめは、まずは野草です。野草には、固い大地をやぶるエネルギーが宿っています。からだの隅々までその強力なパワーがかけめぐり、細胞の中で動けなくなっていた余分なものを揺り動かして分解、排泄してくれます。
食べ過ぎるとかえって体調を崩しますので、ほどほどに食事に取り入れましょう。

そしてもうひとつ、代謝をうながす食べ物は小豆です。
月に数回、小豆がゆや小豆ごはんを食べて、腎臓の働きを助けて
あげましょう。排毒効果がより高まります。
小豆をパウダー状にした商品もあります。ちょっと便利ですヨ。
くず粉でといて食べてもおいしいですし、豆乳に混ぜて飲んでも美味しいです。
春の体の手当は・・・?

冬の縮こまっていた体は、春になりポカポカしてくるとゆるみ始めます。
それは活動期に向けて、後頭骨、肩甲骨と連動して骨盤が開いていくのです。この動きがスムーズにいかないと、体がだるくなったりするのです。

・骨の動きを良くする | → ストレッチや手当で動きをスムーズにしましょう。 |
---|---|
・からだを冷やさない | → こんにゃく温湿布や足湯で温めましょう。 |
・水分を十分に摂る | → (摂りすぎはいけませんヨ) |
・目の使いすぎに注意 | → 目の温湿布 (熱めの蒸しタオルを目にあてる) |
手当てとは、字のごとく、手を当てることです。私達はからだに痛いところがあると、
自然と手がその場所にいき、手をあてていませんか?
どんな方でも手から“気”が出ているんです。

「気」というと、念力とかすごいモノが自分から相手、
もしくは自分に何かの力を送り込むようなイメージでは
なくて、「からだの声を傾聴する」つまり、
手を耳にして聴いていくイメージが大切だそうです。
ありのままの状態をじっくり受け止めていくと、
自分本来の自然な状態に変えることが出来ます。
何かをしてやるというより、自分をありのまま、
もしくは相手をそのまま感じとることがポイントです。
こんにゃく温湿布のすすめ
後頭骨や肩胛骨を手当てでゆるめる他に、
風邪や腰痛、花粉症など、なんでもよく効くこんにゃく温湿布をご紹介します。
参考図書- 「からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て」大森一慧 著/サンマーク出版
「子どものこころにふれる整体的子育て」山上亮 著/クレヨンハウス
「自然療法」東城百合子 著/あなたと健康社
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春のからだは肝ケアで準備OK

『春は生じ、夏は長じ、秋は収し、冬は蔵する』との言葉の通り
春は、冬の間に貯蔵したエネルギーで草木の新芽が芽生える時。
一方で、寒暖を繰り返す気候の変化に体が対応出来なくなると
自律神経が乱れたり、「肝(肝臓)」に疲れが出て「疲れが取れない」
「目覚めが悪い」「肌や髪の調子がイマイチ…」といった不調が。
そんな方には「肝臓」をいたわる肝ケアをおすすめします!
あなたの肝疲労度は? □イライラする |
肝臓は、働き者のお母さん!
肝臓の代表的な機能は2つ。その一つは
「解毒」。体内の老廃物や、アルコール、
薬などを肝臓で分解してくれます。
もう一つは「体を作る機能」。肝臓は消化
吸収を助け、余った栄養分は貯蔵し、必
要なときに取り出してまた全身へと送り
出します。
例えるなら、全身で待っている腹ペコの
子供達に栄養バランスの良い食事を休む
間もなく供給する働き者のお母さん。
肝臓がきちんと働いてこそ、良質な血液、
そしてからだが作られるのです。
肝ケアのポイント① 感情を抑えつけず、おおらかに!
春は冬に溜まったものを吐き出す季節。そのため「抑えつけられること」に非常にストレスを感じます。焦らず、感情をおおらかにゆったりと保つことが「肝」を健やかにいたわるポイント。
お天気の良い日にのびのびと散歩したり、新しい事に挑戦するのもいいですね!
肝ケアのポイント② 新緑に目を向けながら深呼吸
戸外に出て、美しい新緑に目を向けながら胸を張りまずしっかりと息を吐きましょう。
すると自然と深く息を吸いこむことができ、新鮮な空気が体にめぐって体が温まります。
体の冷えは気力も奪いますので、気分転換にも深呼吸は有効!
息を吐くことで副交感神経が優位になりリラックス効果もあるのです。
肝ケアのポイント③ 旬の食材でキレイな血液を増やそう
「肝」がイキイキと働けるよう、血液を増やす食材を積極的に摂りましょう!
例えば・・・造血作用のあるにんじん、ほうれん草、ブロッコリーなどの緑黄色
野菜や、あさり、しじみ、はまぐりなどです。、また、梅干しや酢の物、ネギや
山菜などの苦味の食材には解毒作用があるので、春にぴったりです。
キレイな血液を作る、旬の春野菜レシピはこちら!
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