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春のからだは肝ケアで準備OK

春 切り抜き1のサムネイル画像

『春は生じ、夏は長じ、秋は収し、冬は蔵する』との言葉の通り春は、冬の間に貯蔵したエネルギーで草木の新芽が芽生える時。
一方で、寒暖を繰り返す気候の変化に体が対応出来なくなると自律神経が乱れたり、「肝(肝臓)」に疲れが出て「疲れが取れない」「目覚めが悪い」「肌や髪の調子がイマイチ…」といった不調が。
そんな方には「肝臓」をいたわる肝ケアをおすすめします!

あなたの肝疲労度は?

□イライラする
□ため息が多い
□頭痛がする
□めまいがする
□眠れない
□目が疲れる
□口の中が苦い
□顔にツヤがない
□つめにつやがなく割れやすい
□体の脇や胸が張るように痛い

<チェックの数で判定>

6個以上・・・ かなり肝の疲労が蓄積
3~5個 ・・・ 肝の疲れが進行中
2個以下・・・ 肝はきちんと機能中
(ただし油断は大敵!)

肝臓は、働き者のお母さん!

肝臓の代表的な機能は2つ。その一つは「解毒」。体内の老廃物や、アルコール、 薬などを肝臓で分解してくれます。

もう一つは「体を作る機能」。肝臓は消化吸収を助け、余った栄養分は貯蔵し、必要なときに取り出してまた全身へと送り出します。

例えるなら、全身で待っている腹ペコの子供達に栄養バランスの良い食事を休む間もなく供給する働き者のお母さん。肝臓がきちんと働いてこそ、良質な血液、そしてからだが作られるのです。

肝ケアのポイント① 感情を抑えつけず、おおらかに!

春 切り抜き2

春は冬に溜まったものを吐き出す季節。そのため「抑えつけられること」に非常にストレスを感じます。焦らず、感情をおおらかにゆったりと保つことが「肝」を健やかにいたわるポイント。
お天気の良い日にのびのびと散歩したり、新しい事に挑戦するのもいいですね!

肝ケアのポイント② 新緑に目を向けながら深呼吸

戸外に出て、美しい新緑に目を向けながら胸を張りまずしっかりと息を吐きましょう。
すると自然と深く息を吸いこむことができ、新鮮な空気が体にめぐって体が温まります。
体の冷えは気力も奪いますので、気分転換にも深呼吸は有効!

息を吐くことで副交感神経が優位になりリラックス効果もあるのです。

肝ケアのポイント③ 旬の食材でキレイな血液を増やそう

「肝」がイキイキと働けるよう、血液を増やす食材を積極的に摂りましょう!
例えば・・・造血作用のあるにんじん、ほうれん草、ブロッコリーなどの緑黄色野菜や、あさり、しじみ、はまぐりなどです。また、梅干しや酢の物、ネギや山菜などの苦味の食材には解毒作用があるので、春にぴったりです。

キレイな血液を作る、旬の春野菜レシピはこちら!