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春のからだを”食”と”手当”で整えていこう。

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春ってなんとなく体も気持ちもユラユラ、ムズムズしませんか?
春はすべての生き物が活動を始める季節です。
からだも新陳代謝が盛んになり、各臓器の働きが活発になります。

冬にたまった古い脂肪、塩分、余分なタンパク質などの毒素を排泄する時季なのです。それに合わせて神経系統も動き出しますが、臓器と神経の働きが連動しきれず、アンバランスが生じてイライラの原因になるのです。

食事のポイントとしては・・・


古い脂肪や塩分、余分なタンパク質などの毒素を、野草や野菜の葉緑素で代謝させつつ

新しいデンプンを補うことで、陰にも陽にもかたよらない体質を作ることです!

知っとく春-2

春のデトックスのおすすめは、まずは野草です。野草には、固い大地をやぶるエネルギーが宿っています。からだの隅々までその強力なパワーがかけめぐり、細胞の中で動けなくなっていた余分なものを揺り動かして分解、排泄してくれます。

食べ過ぎるとかえって体調を崩しますので、ほどほどに食事に取り入れましょう。

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そしてもうひとつ、代謝をうながす食べ物は小豆です。
月に数回、小豆がゆや小豆ごはんを食べて、腎臓の働きを助けて
あげましょう。排毒効果がより高まります。

小豆をパウダー状にした商品もあります。ちょっと便利ですヨ。
くず粉でといて食べてもおいしいですし、豆乳に混ぜて飲んでも美味しいです。

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春の体の手当は・・・?

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冬の縮こまっていた体は、春になりポカポカしてくるとゆるみ始めます。
それは活動期に向けて、後頭骨、肩甲骨と連動して骨盤が開いていくのです。この動きがスムーズにいかないと、体がだるくなったりするのです。

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・骨の動きを良くする → ストレッチや手当で動きをスムーズにしましょう。
・からだを冷やさない      → こんにゃく温湿布や足湯で温めましょう。
・水分を十分に摂る → (摂りすぎはいけませんヨ)
・目の使いすぎに注意  → 目の温湿布 (熱めの蒸しタオルを目にあてる) 

 手当てとは、字のごとく、手を当てることです。私達はからだに痛いところがあると、

 自然と手がその場所にいき、手をあてていませんか?

 どんな方でも手から“気”が出ているんです。

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「気」というと、念力とかすごいモノが自分から相手、
もしくは自分に何かの力を送り込むようなイメージでは
なくて、「からだの声を傾聴する」つまり、
手を耳にして聴いていくイメージが大切だそうです。

ありのままの状態をじっくり受け止めていくと、
自分本来の自然な状態に変えることが出来ます。

何かをしてやるというより、自分をありのまま、
もしくは相手をそのまま感じとることがポイントです。

こんにゃく温湿布のすすめ

後頭骨や肩胛骨を手当てでゆるめる他に、
風邪や腰痛、花粉症など、なんでもよく効くこんにゃく温湿布をご紹介します。

こんにゃく湿布

参考図書

「からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て」大森一慧 著/サンマーク出版
「子どものこころにふれる整体的子育て」山上亮 著/クレヨンハウス
「自然療法」東城百合子 著/あなたと健康社