“経皮毒” 生活を見直してみよう
食べ物には気をつけているけど、
意外とシャンプーや洗剤、化粧品には
関心の無い方がいらっしゃます。
でも、毎日使う物です。
調べてみましょう。
もし、毒物 が体内に入るとしたら、3つの経路が考えられます。
<経皮毒の問題点>
①皮膚から吸収される化学物質
私達の皮膚は何重構造にもなっていて、外界からの細菌や有害物質の侵入を防いでいます。ところが、合成界面活性剤にはそのバリアを破る力があるのです。さらに私達の身体は、経皮吸収されやすい部分とそうでない部分があります。
例えば、腕の内側を1とすると、
額では6倍、
背中では17倍、
生殖器ではなんと42倍 です!!
女性の生理ナプキンも、化学物質の少ない製品か、布製のナプキンにしたら、婦人科系のトラブルも減るのでは、と言われています。
②体内で分解されにくく、体外に排泄されにくい
少しの量では中毒症状は出ませんが、毎日使っているうちに体内に溜まっていく性質があります。経皮吸収された毒は、外部に排出されることが難しく、血液や脂肪中に蓄積されたり、尿などにして体外に排泄するために働いてくれる腎臓や肝臓に、多大な負担をかけてしまうのです。
③種類が多く、複合的な因果関係・副作用が心配
使用されている化学物質の多さ。例えばシャンプーや化粧品に使われている材料は全成分表示が義務づけられていますが、あまりにも多くの成分が使われている上、その成分同士による複合的な副作用については、安全性が確かめられていません。
便利安い快適だけでいいの?
経皮毒は「脂肪に溜まる」 → 脂肪の多い臓器はなんと「脳」(60%は脂肪で出来ている)
経皮毒の元となる物は石油です。
つまり地上にはあまりなかった物なのです。
経皮毒を減らすことは私達の地球を住みやすくすることでもあるのです。
脳には脳関門といって有害物質や細菌などが脳にいかないようにするための関所がありますが、
ある種の経皮毒素は脳に到達してしまいます。
すると→
・学習障害、多動症、自閉症など
・免疫力を弱める
・皮膚の炎症やアトピー性皮膚炎
・花粉症、気管支喘息など を引き起こす恐れがあるのです。
経皮毒は「継世代毒性物質」
-親の毒が子や孫、ひ孫と、世代を越えて
しかも、濃縮されて受け継がれます・・・。
じゃあ、どうしたらいいの?
①ミネラル、ビタミンが豊富な本物の野菜や季節の食材、
海藻類を摂ると、 毒が体外に出やすくなります。
②物事を前向きに考える、適度な運動と睡眠を
とるなどで、免疫力を高めるといいでしょう。
<生活のなかで使われる経皮毒を減らす方法>
①ゴミを減らす3択
1. 繰り返し使う(リユース)
2. ゴミになる物を減らす、買わない(リデュース)
3. 再資源化する(リサイクル)
②使い捨てプラスチック容器よりは安全素材の陶磁器を使う
③安全に気を遣う
とにかく安心できる日用品を選び、その使い方を覚える。
そうすることより製造者も意識を変えることになる。
簡単な汚れなら重曹とお酢の使い分けで落ちる。
洗剤ではなく石けんを使うようにする。
④食器洗い、洗濯にひと工夫
食器は洗う前に大きな汚れを落とし、なるべくお湯や水で洗う。
しつこい油汚れのみ、後でまとめて洗う。
食器や衣類の汚れも、たいていのものは水やお湯で落ちる。
⑤歯磨きは水で
汚れは充分に落ちる。ブラッシングに工夫をしてみよう。
経皮毒の元となる物は石油です。
つまり地上にはあまりなかった物なのです。
経皮毒を減らすことは私達の地球を住みやすくすることでもあるのです。