知っ得!健康まめ知識
太陽食品の おみそ汁 しっかり食べよう運動
太陽食品の「おみそ汁しっかり食べよう運動!」
2013年、ユネスコ無形文化遺産に「和食」が登録され、日本の伝統文化を見直すよい機会となりました。しかし未だにファミレスやコンビニ食、ジャンクフードなど、安価で手軽な食事が後を絶たず、体や心の病気が蔓延しています。さらに家 庭では、和食の中心であるみそ汁離れも進行しています。でも難しく考える必要はないのです。朝、昼、晩、いつでも良いからまずは一日一杯おみそ汁を食べる 習慣をつけるだけで、体にも心にもイイコトがたくさん起こります。若者や子どもたちにおみそ汁の良さを広めて健康づくりをしていきましょう!
おみそ汁をしっかり食べると、イイコトたくさん!
夏から秋へ。みそ汁と野菜で「腸」も絶好調!!
発酵食品であるお味噌は、体にもいいことがいっぱいです。みそ汁はミネラル豊富で、腸の働きを助けてくれる腸内細菌にエサを与えて腸を活性化させてくれる万能食。みそ汁の具に季節の野菜を加えれば、その季節に合った体づくりができるのです。特に、夏から秋への季節の変わり目は、夏に溜まった毒素をきちんと排出し(解毒)、腸の免疫細胞を活性化させて(免疫)、寒い季節に向けた体にすることが必要。腸を整えるために「みそ汁」はおいしく手軽に続けれられる一番の方法なのです。
生産者おすすめ ホッとする根菜の汁物レシピ

里芋の生産者 宮崎県の川越さんおすすめ!
「さといものおみそ汁」
①里芋の皮をむいてスライスし、ボールに入れて塩もみし、ぬめりを取って水洗いします。
②①をだし汁の中に入れて柔らかくなるまで煮て、油揚げを入れて味噌を溶きます。
③最後に薬味(ネギ、ニラ等)を浮かべれば出来上がり。
★我が家ではいりこで出しを取って自家製の味噌を入れるのでとってもおいしいですよ。

れんこんの生産者 福岡県の小山さんおすすめ!
「れんこんのおみそ汁」
れんこんを縦に細く切り、油揚げ、豚バラ肉と一緒にだし汁で煮て、最後にみそを溶きます。
★ポイントは「れんこんを縦に切ること」。食感が出ておいしいんです。豚バラ肉からもいいおだしが出ますよ。ぜひ作ってみてくださいね。

ごぼうの生産者 鹿児島県の久木留さんおすすめ!
「ごぼう入 つぼ汁」
熊本出身の知り合いの方から教えていただいたレシピです。ごぼうを5mm くらいに細かく切り、にんじん、れんこんも同様に切ります。細切りにしたうす揚げとともに水から煮て、しょうゆのだし汁で味付けをして出来上がり。★ごぼうをたくさん入れると風味と旨みが増すそうですよ。鶏肉を入れてもおいしい。味噌で味付けしてもおいしそうですね。
1日1杯のおみそ汁で医者いらず
「味噌汁は朝の毒消し」「味噌は医者要らず」ということわざがあるように、お味噌汁を毎日いただくことは私たちにとって良いことがたくさんあります!
徳川家康は当時の平均寿命の倍にあたる75歳で亡くなりましたが、「五菜三根(葉菜5種、根菜3種の具)」の味噌汁を欠かせなかったといいます。具だくさんの味噌汁は1日の活力源。朝食にご飯と味噌汁を食べて、元気いっぱいの一日を過ごしましょう。
★手作り 即席みそ汁 (お湯を注ぐだけでOK!)
一人暮らしを始めた息子さん、娘さんにぜひ!お弁当を持って出かける方にもおすすめです。
<材料>(左の写真を参照)①太陽味噌300g、カットわかめ(乾燥)10g、刻みネギ30g、やくぜんだし(和風だし)2袋
<作り方>材料をボウル等で混ぜたら、保存瓶に入れて冷蔵庫で保存。みそ汁を飲むときは、大さじすり切れ1を目安にスプーンですくってお椀に入れ、お湯200ccで注げば出来上がり。★分量はお好みに応じて調節可★おつゆふや鰹節、とろろ昆布などを混ぜてもおいしいですよ。★日持ちするので作っておくといざという時にとっても便利です。

作った即席みそ汁は、大さじ1杯分をまるめてラップに包み、お弁当と一緒に持っていってもいいですね♪、ランチタイムに手作りみそ汁を飲めば心も体もリラ~ックスできますよ。
味噌汁・漬物・梅干などの発酵食品の塩分は体にやさしい。
~佐藤成志先生の著書「穀菜食が ガンを治す」より~
塩分は、高血圧や脳卒中によくないと言われますが、それは、塩そのものの「質」と「塩分のとり方」に問題があるからです。化学精製の塩ではそれらの症状悪化の原因となりますが、「自然塩」ではニガリ成分(マグネシウム塩)や、沢山の微量ミネラル成分が含まれているので、ナトリウムの害をかなり軽減できるのです。
さらにそれが味噌となると、味噌の塩分は大豆のカリウムとよく調和してかつ醗酵の過程で、大豆タンパク質やレシチンと結びついてまろやかな無害の塩分となっているために、脳卒中予防にすばらしい効果を発揮することとなります。また塩分に含まれるナトリウムの害は、カリウムの多い野菜類やイモ類、海草類などと一緒にとることで解消されますから、味噌汁の具にそれらを加えればいいわけです。野菜を使ったぬか漬けや梅干し、らっきょうもそうですね。
塩分の特性が体に作用する、高血圧の方などでも、自然の塩を使ってゆっくりと熟成させた天然醸造の味噌や醤油、納豆、ぬか漬けなどは塩分が「緩和された」状態で摂れるので、気にしすぎなくても大丈夫です。
”我が家のお味噌汁”大募集!!
みなさまのご家庭で作っている、お味噌汁のレシピや写真をぜひお寄せください。いただいたレシピや写真は太陽食品のホームページ、およびニュース紙面以外の用途には使用致しません。皆様からのご投稿をお待ちしております。
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手抜きは心抜き。心のこもった「だし」は命
●かつおと昆布の一番だしの取り方
<材料>水 ・・・1リットル、昆布 ・・・10g、花かつお・・・15~20g
①鍋に水と昆布を入れ、2時間以上置く(前の晩に準備するとなおよい)
②①の鍋を火にかける(昆布は入れたままでOK)。
③沸騰する前に昆布を引き上げ、沸騰したら花かつおを入れる。
④花かつおを入れた後は、火を止めてしばらく置く。
⑤花かつおをキッチンペーパーなどで漉す。
●基本のいりこだしの取り方
<材料>水・・・1リットル、煮干し・・・5~10g
①煮干しは頭とはらわたを取り、背骨に沿って2つにさく。
②水と一緒に鍋に入れ、火にかける。
③沸騰したら弱火で12~13分煮だし、火を止めてからこす。
●基本の椎茸だしの取り方
<材料>水・・・1リットル、干椎茸・・・30g
①干椎茸を軽く洗ってゴミを落とす。
②分量の水に干椎茸を入れ、冷蔵庫で戻す。早くて1~2時間、出来れば一晩。(お湯を使うと苦みが出るので、できるだけ避けましょう)
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