2017年02月

無添加干物 静岡県沼津市の橘水産へ行ってきました!

静岡県沼津市は駿河湾の魚の集積地。干物の生産量が日本一で、町にはおみやげ用の干物を売る店が数多く並びます。そんな中でも、美味しさが口コミで広がり全国から注文が相次いでいるのが、橘水産です。魚と塩だけで生まれる無添加の干物づくりに長年こだわり、昔ながらの伝統的な味を守っています。

橘水産 富士山

沼津港から見える富士山(大型展望水門「びゅうお」からの眺め)

 

◆夫婦二人三脚で築き上げた無添加干物づくり

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出迎えてくれたのは、橘水産の代表取締役、橘攝子さん(写真右から3番目)と事務の斎藤さん(右から2番目)。

攝子さんは地元沼津の生まれ育ちで、石川県出身のご主人の保彦さんと二人三脚で橘水産を切り盛りしてきました。数年前に保彦さんが他界されたのちも、家族一丸となって生産を休むこともなく、無添加で美味しい干物を届けて下さっています。


 

 

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橘水産の一番の特徴といえば、日本に一基しかないといわれる、冷風乾燥機。

干物の善しあしを左右する要素の一つである乾燥には、保彦さんが設計図を自ら書いて開発したという冷風乾燥機を使っています。
「温度設定は、干物作りに適した10月から11月の気温と同じ、20℃弱です。従来の温風乾燥ですと、ホッケのような大きな魚でも、40分ぐらいで乾燥しますが、冷風なので3時間から3時間半ぐらいかけています。アジだと、1時間半から2時間ぐらいでしょうか。この方が味がよくなじむように思います。」とのこと。

 

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また、干物に使う塩は、ミネラル分が豊富な沖縄の天然塩です。化学調味料、着色料、酸化防止剤などは、もちろん使っていません。おいしさと安全を基本にするのが橘水産の“こだわり”です。

 

橘水産の干物は、無添加かつ、しっかり選んだ原料で作られているのにもかかわらず、値段もお手頃です。

忙しい朝でも、冷蔵庫内で解凍しておけば、あとは焼くだけです。魚よりも「肉」の消費が増えている今の日本ですが、魚を食卓に取り入れることで和食中心の食事になります。橘水産の魚がその一助になることは間違いありません。

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