太陽食品からの旬なニュース

今年も食べたい!中沢さんの奇跡の桃

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201769122720中沢さん

山梨県は、桃の生産量日本一。四方を山で囲まれた盆地のため、朝晩の寒暖差も激しく、その寒暖の差が桃に好影響を与えているそうです。また、山梨県は、日照時間も日本一です。桃は、太陽の光を浴びて甘みを増すので、長く太陽を浴び続けることができる山梨県の桃は美味しく育つのですね。

5月中旬、桃の木は葉っぱを生い茂らせ、初夏の太陽を浴びてせっせと光合成の真っ最中。
うっすらと産毛の生えた2センチほどの小さな実がたくさんついて、その摘果作業をちょうど終えた頃です。

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──1本の樹から収穫できる桃はどれくらい?


「袋かけをするのが1本当たり約1000枚~1200枚だけど、虫や病気にやられて途中で落ちてしまう実も多くあります。最終的に商品として出せるのは、7割くらいかな。本当に良いものだけ出荷しているので、実際には、畑の中で取り除く桃がかなりあります。」

──つまり、私たちが口にできる桃はエリート中のエリートの桃なのですね!

「今年も一日一日の作業を一生懸命にやって、みなさんに喜んでもらえる桃をお届けできるように頑張ります。楽しみにお待ちくださいね。」


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中沢さんの奇跡の桃ができるまで!

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太陽の恵みを吸収して養分を蓄え、
役目を終えた桃の葉が落葉します。
落ち葉や堆肥を土に返します。

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樹の根元にワラを敷いて保温する
ことで寒さから桃の木を守ったり、
堆肥を入れて土作りをします。

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夏に、たわわに美味しい桃を実らせ
てくれるよう、畑にたっぷりと堆肥
を混ぜ込みます。体力勝負です。

20176913513 3月

熟練の目で樹を1本1本見ながら、
枝を切ります。剪定をすることで
太陽の光が桃畑にあふれます。

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桃の花が咲き始めると、筆を使って、
ひとつひとつ手作業で授粉。
高い枝は長い棒を利用します。

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摘果とは、実を太らせるため余分な
実を摘み取る作業です。熟練の目で
見極めて、1本1本作業します。

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ひとつひとつの実に袋をかけて雨風
や日焼けから守ります。頃合いを見て
袋を取り太陽を浴びて桃色になります。

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食べ頃になった桃は中沢さんの
手によって丁寧に収穫、箱詰め
され、お客様のところへ届きます。

20176914514桃

 

今年も梅の季節です。梅しごとに挑戦!

 

 古くからの梅の名所、奈良県吉野町で

南北朝時代から観梅の名所として知られる奈良県吉野町で果樹園を営む菊井さん。春は梅、夏は梨、秋は柿、冬は干し柿と、四季折々の果実を届けてくださっています。山間の急傾斜で風通しがよいので、作物は病気になりにくく梅の栽培に恵まれた気候風土です。しかし昨今の異常気象で不作が続いたり、イノシシの害が増えたりと、大変苦労されています。

 

自家製堆肥で土づくり

農業で身体梅の生産者、菊井さんのこだわりは、自家製の「おから堆肥」。原料はおから、挽き粉、漢方薬の絞り粕、炭を攪拌して層に積み上げて一週間程すると発酵がはじまり、六十五度から七十度まで温度が上がります。発酵菌の様子を見ながら隣の層へ積み上げて、再び発酵させ、この作業を約8ヶ月以上繰り返し行い、自家製堆肥が完成します。自家製おから堆肥を、畑の土にたっぷりと入れ、下草は除草剤を使わずに手作業で刈り取り、肥やしにして土づくりをしています。

 

「安心な物を届けたい。ただ、それだけなんや。」

菊井さん 梅世話する

 

農業で身体障がい者の自立支援を行う「NPO法人どろんこ畑」の理事長を務める菊井さん。ご自身の果樹園でも一緒に作業をしています。なぜこのNPOを立ち上げたのかというと、「不自然な食べ物、不自然な生活環境など、現代の日本は自然に反していることが多すぎる。そのため、障がいを持って生まれる確率が高い。一方、農業と言えば高齢化が進み、放棄園が増える中、少し手助けをすることにより障がい者が農業という分野で社会参加をし、やりがいや達成感を味わいながら、イキイキと生活出来る場所を作りたい。やがては自立につながればと思っています」とのこと。どろんこ畑のメンバーが一番喜ぶのは、自分の手で育てた果実を喜んで買ってくれることなのだそうです。

 

菊井さんメッセージ 幅720のサムネイル画像
菊井さんより手書きメッセージをいただきました
(^0^)

 

 

手作り梅酒、梅ジュースに

まずは梅酒から手作り1年生。
初めての方でも失敗が少なく作りやすい青梅で作る梅酒。昔から体調を整える優れた薬効があると言われています。お酒の飲めない方やお子様には、梅ドリンクや梅シロップがおすすめです。さらに材料は、砂糖を使う代わりに、梅の効能を最大に引き出す天然甘味料の羅漢果(らかんか)が、おすすめです。

★羅漢果梅酒、羅漢果ドリンクのレシピはこちらからどうぞ(pdfが開きます)

梅干しに

一日1、2個で三毒を絶つ梅干し
昔から「梅は三毒を断つ」といわれ、三毒とは「水毒( 体内の水分の汚れ)」、「食毒( 暴飲暴食や不規則な食事など)」「血毒( 血液の汚れ)」のことです。梅は毒消しや殺菌力が強く、細胞に力を与えたり、腸の有効菌育成、血液浄化、疲労回復など様々な薬効があります。自分で漬けた梅干しは、添加物もなく、美味しさが違います。ぜひ我が家の梅干しを毎日の食卓に加えてみませんか?

★梅干しのレシピはこちらからどうぞ(pdfが開きます)

▽梅の生産者のご紹介、梅のご注文はこちらからどうぞ!▽

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根っこのつながり~山梨県・菊島さんのすもも~

 

 

 

すももの木を見守りながら、手助け。

5月中旬、すももの実は、軸が長くて、見た目は大きな緑色のさくらんぼがなっているみたい!これらを摘果して、木の負担を軽くし、実を太らせていくそうです。
これから心配なことは?との問いに、「適度な雨が必要です。雨が降らないと、葉ダニが発生する率が高くなるんです。葉っぱの裏側に、クモの糸みたいな巣作り、葉っぱがどんどん落ちて、実も小さくなってしまいますので。」とのこと。

「実際に実を作るのは、すももの木。ですから、自分が作ってるというよりも、見守りながら手助けしていくという感じでやってます」と菊島さん。そんな菊島さんのすもも、すくすくと育っています。今年もぜひ、お楽しみに!!

すくすくと育った菊島さんの「すもも」

ぜひお召し上がりください!

 

  菊島さんのすもものご注文はこちらからどうぞ。

年に一度の幸せじかん。らっきょうを漬けよう

 

らっきょう3つの効能


1 腸を整えて元気回復!
らっきょうはビタミンB 1 の吸収を高める働きと抗菌作用で炭水化物の代謝を正常化し腸内に発生する有害菌の繁殖をおさえます。このため腸を整え病気にもかかりにくい体づくりに役立ちます。


2 血液浄化、サラサラに
らっきょうの硫化アリルが血液の流れをよくしたり、血液を浄化したり、血栓を溶かしてくれます。生活習慣病の予防には、らっきょうを毎日1個でも常食するのがおすすめです。

 


3 食欲増進、夏バテ予防に
らっきょうには、ビタミンB1 の吸収を助ける効果があり疲労回復に役立ちます。ツンとした香りには胃腸を刺激し食欲を回復さ
せる働きもありますので、夏バテ
予防に最適です。

★らっきょうのレシピはこちら(pdfが開きます)

 

▽らっきょうの生産者のご紹介、ご注文はこちらからどうぞ!▽

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オーガニックショップ太陽

水野玲子先生講演会レポートwith香害をなくそうプロジェクト

2023年3月21日(火)春分の日、東京都日野市にあるオーガニックカフェ&レストラン” レテラ”にて、太陽食品と”香害をなくそうプロジェクト”による勉強会が共同開催されました。講師はダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議の水野玲子先生。ご自身のお子様が化学物質過敏症になった事をきっかけに環境ホルモン、香害、ネオニコチノイドなど様々な分野を調査・研究し、子どもの健康と化学物質の問題に長年取り組まれています。

 

現在世界で工業的に生産されている人工化学物質はなんと10万種類以上!800物質がホルモンをかく乱し、200種類以上に神経毒性があることがわかっていますが、毒性が解明されている物質は氷山の一角です。実際に日本人の血液や尿からは沢山の化学物質が検出されています。人工化学物質が野生生物のホルモンをかく乱し、生殖機能や神経・発達に悪影響を及ぼします。
最近では、発達障害や化学物質過敏症、乳がん、前立腺がんなどのホルモン依存性がんや、手足が麻痺するALS(筋萎縮性側索硬化症)、パーキンソン病などの神経難病、不妊や生殖異常などの自己免疫疾患の患者も増えており、その背景に生活空間にある有害な化学物質の関与が指摘されています。

水野先生曰く、目に見えない化学物質のことを少しでも知っていれば、身体への影響を減らすことが出来ます。家族や大切な子どもたちを守るために、出来ることから始めていきましょう!

 

 

「一人一人の選択が良い未来を作っていく!」

~勉強会に参加して
今回の勉強会に参加して、世の中の現状を知ることができ、大変大きな学びになりました。一番私が驚いた事は、環境ホルモンを取り続けることにより、その影響が次世代まで響いてしまうことです。環境ホルモンが人間や生き物たちに及ぼす様々な悪影響を減らすためには、私自身も、今回の勉強会で得た知識を、まずは家族や友人にシェアしたり、身の回りにある環境ホルモンを減らします。地球や生き物に良い影響を与え、調和をしていくことで、私たち人間も、体が本来求めている「自然体」へとつながっていくと感じます。貴重な機会をありがとうございました。(希望が丘店スタッフ・斉藤紀香)

 

太陽食品オリジナルの梅干し ”鶴雀(つるすずめ)”

三重県熊野市紀和町、雄大な自然に囲まれた山里にある畑農園。30年以上前から無農薬・無化学肥料の自然農法で梅干を作っています。口に入れた時の紫蘇の香りと、梅干しの酸っぱさの中にも果実のフルーティーさが感じられ、後味の良さは格別!貴重な「梅酢」もたっぷり入っていますので、梅酢もお料理にぜひご活用ください。

 

松浦さんの有機甘夏みかん 今が旬です!

甘夏レシピ

 

生産者の松浦さんとは40年以上のお付き合い。ご縁に感謝しています。

表紙写真 松浦さん
▲松浦さんは、さつまいも、大根、おみかん類を作って、弊社に届けてくださいます。「松浦さんの作ってくださるものには間違いない。」。弊社のスタッフはもちろん、会員さんにも、松浦さんのお野菜・果物は愛され続けています。


今から四十年ほど前。高度経済成長の最中、日本は時代の変わり目を迎えていました。公害による原因不明の病気、農薬による人体や環境への被害などが明らかになり、世の中を見直す要求が高まっていました。

 多くの若者の中にも「このままではいけない、新しい時代を自分たちの力で創らなくては』と立ち上がった青年が数多くいました。その中に、弊社「太陽食品株式会社」の代表取締役、鶴田、そして松浦建夫さんがいたのです。
 
 都会で自然食を普及しようと奮闘する「太陽食品」と、四国香川で「自然農法を実践し最高の作物を作るんだ』と情熱を燃やす松浦さん。ちょとしたキッカケで、作る人と普及する人が出会い、たちまち心を通わせて交流が始まりました。

 

 

 

松浦 甘夏 瀬戸内海と
▲香川県坂出市は瀬戸内海が一望できる温暖で美しい景勝地。
海に面した斜面にはかんきつ畑がひろがっています。


私たち太陽食品はさっそく自然農法で作られた松浦さんのみかんを会員の皆様にお届けしました。すると「こんな美味しいみかんは食べたことがない!』と感動の嵐。「これは本物だ』と確信を頂きました。
 
横浜と香川、遠く離れた二つの地で「自然農法』という同じ星を目指す若者が出会い、共に自然農法を実践、また普及するという使命を担う同志となり、今日に至っています。
「どういう作物が、本来あるべき姿なのか」ということをよく分かり実践できるのが本物の生産者であり、松浦さんはその貴重な人物です。いつの時も、人とのご縁が自然食の輪を拡げてきたことに感謝し、今年も皆様に、心を込めて松浦さんの農産物をお届けいたします。

 

◆甘夏ジャム

甘夏ジャム

甘夏ジャムのレシピは数あれど・・・
手間を省いた簡単な作り方をご紹介!
<材料>甘夏3個(約900g)に対してお砂糖を300g
<作り方>
①甘夏を半分に切り、皮をむきます。
②実はヘタを取り、種を取り出して薄皮ごとざく切り
 にします。
③皮は薄切りにし、たっぷりの水に入れて3回ほど
 茹でこぼします。これで苦味が和らぎます。
④③にざく切りにした実も入れて、ヒタヒタの水を
 加えたら薄皮が柔らかくなるまで煮ます。
 ★ここがポイント!すぐにお砂糖を入れて煮て
  しまうと袋が固くなってしまうので注意!
⑤よ~く煮たら、お砂糖を2~3回に分けて加え、
 煮詰めたら出来上がり♪



 

◆甘夏のケーキ

甘夏ケーキ

簡単でおいしい!甘夏ジャムを使った
おいしいケーキ。ぜひお試しあれ。
<材料>
ホットケーキミックス100g、甘夏のジャム90g、
卵1個、マーガリンorバター30g、
牛乳40cc、砂糖20g
<作り方>
①マーガリンを溶かして砂糖、牛乳、卵の順に混ぜる。
②ホットケーキミックスを加えてよく混ぜる。
③②に甘夏のジャムを混ぜてよく混ぜる。
④混ぜたら型に流し入れ、170℃の
 オーブンで25~30分焼く。

◆甘夏の皮のピール

甘夏のピール

有機栽培の甘夏だから、
皮も安心してご利用いただけます!
<材料>
甘夏の皮3個分、砂糖300g
<作り方>  
①甘夏は良く洗い、皮をむいて皮の内側の白い
 部分は削ぎ落したら、細切りにします。
②たっぷりの水に入れて2~3分ほど湯がきます。
 これを2~3回繰り返します。
③水気を切り鍋に水300ccと砂糖150gを加えて、 砂糖を煮溶かしたら、甘夏の皮を戻し入れて
 汁気がなくなるまで、じっくり煮ます。
④煮汁がなくなったら、別の鍋に水50ccと砂糖 
 150gを煮溶かし、③を入れて汁気がなくなるま
 で煮詰めます。
⑤熱いうちにグラニュー糖(分量外)をまぶしつ
 けて乾燥させます。冷凍保存もできます。

◆甘夏のドレッシング

甘夏のドレッシング

甘夏の酸味を酢の変わりにした
春らしい香りのドレッシング。

<材料(各適量)>
甘夏みかん1個
[A]塩小さじ1/2、顆粒だし小さじ1/2、
   胡椒少々、オリーブオイル大さじ1
<作り方>
甘夏みかんを搾った果汁に、Aを加えて
よくかき混ぜればドレッシングの出来上がり。
生野菜などにかけて召し上がれ~♪

甘夏みかんのご注文はこちらからどうぞ

甘夏ミカン バナー2016

 

自然食品専門 オーガニックショップ 太陽

 

生産者さんを訪問してきました!

 
菊井農園 菊井さん
山口農園 山口さん
コケコッコー共和国 仲井さん

奈良県と三重県の生産者の方々にお会いして参りました!

皆様ご多忙の中にも関わらず、作り手の思い、消費者の皆様への熱い気持ちを沢山お話ししてくださいました!

食の安全に魂を注いでいる方々と過ごして、改めて活力をいただいた日となりました。

消費者の皆様とも生産者のそんな姿を感じに行き、絆が深めて参りたいと思いますので、今のご時世では中々シビアではありますが、落ち着いたらこういった機会を設けて参りますのでお楽しみにしていてください♫

 

 

 

 

自然農法 吉池さんの「本物ぶどう」

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長野市の中心から南に10キロ弱、しなやかにゆったりと流れる千曲川。早瀬にはアユがきらめき、水辺ではアカシアや柳の濃い緑を分けて、風がわたっていきます。里では杏がだいだい色に実り、稲田の若い苗がつんつんと空に向かって伸び、日が落ちると支流にはホタルが舞い、田んぼは、たちまち蛙の声で席巻されます。海から遠く離れ、周りを山々に囲まれた千曲川流域は、雨の少ない内陸性気候で、乾いた気候を好むブドウの栽培に適しています。その千曲川を渡ってすぐのところに濃厚なワインの香りが立ちこめる吉池さんのブドウ園があります。

 

 

吉池さんの「本物ぶどう」は、ぶどう本来の味を楽しむ消費者の皆様に支えられています。

■一般市場では「食味」よりも「見た目」重視。

→農薬を使って棚もちを良く、粒を大きく
→「ジベレリン処理( ホルモン剤)」で種なしにする
→未熟なうちに収穫するのでぶどう本来の味ではない

 

■吉池さんは農薬を使わず、熟してから収穫
→完熟なので実がポロポロと落ちやすい傾向がある
→ジベレリン処理をしないので種がある
→本来のぶどうの美味しさが楽しめる

※※ぶどうの「種」について
 吉池さんのぶどうは「ジベレリン処理」をしていない「種ありぶどう」です。ただし、その年の天候や
 樹の勢いなどにより、ジベレリン処理をしていなくても、「種なし」のぶどうになることがあります。

 

1609ひなた 本物ぶどうの図

吉池さんのぶどう作りの苦労と工夫

ご両親から受け継いだ自然農法でぶどう作りを続けて50年以上。吉池さんが大切にし ていることは、愛情を込めたブドウの観察。葉っぱの色、巻きひげの伸び具合、芽の伸び具合、剪定、摘果など、こと細かに気を配ります。「農薬をタップリと かけて自分では食べる気がしないようなものを、ひと様に売るなんて、とても出来ない」と信念を貫いていらっしゃいます。

吉池さんの本物ぶどう2

吉池さんのブドウ園では「巨峰」と「ナイアガラ」という2品種を栽培。(※2016年に初めてロザリオ・ビアンコを出荷しました。)ブドウの栽培 は前年の11月から始まります。まずは、培養土、堆肥、敷き草、枯れ葉などを入れて土作り。せん定が終わるのは3月。その後、余分な芽を摘む芽かき、枝を 無駄なく這わせる作業などが続きます。5月には房が伸び、6月初旬には花が咲きます。
 病害虫の予防としては、せん定した枝で炭を作って畑に返し、副産物としてできる木酢液を葉に散布し病害虫の予防に役立てています。自然農法だけに、天候が不順だと、どうしても病害虫の被害が増加してしまうのです。

日本は、温暖で多湿な気象条件から、病虫害の発生が多く、無農薬でのぶどう栽培はほ ぼ不可能と言われています。ブドウには、晩腐病や灰色かび病、黒とう病、べと病や、あらゆる害虫など、収穫までに多くの障害があり、実際に長野県内で定め られているぶどうへの農薬使用回数が24回ということからも、栽培の難しさが分かります。
吉池さんはこれらを、長年の試行錯誤でひとつ、ひとつ、農薬に頼らずに、細やかな観察力で克服してきました。皮ごと安心して食べられる吉池さんの「本物ぶどう」は、栽培技術の高さと日々の観察による細やかな管理があってこそ。執念が生みだした、まさに奇跡のぶどうです。

吉池さんの本物ぶどう2 こだわり

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ぶどうには、生命力を強くするブドウ糖が豊富なうえ、体や細胞を元気にする各種ビタミンにも富み、ヨーロッパでは「畑のミルク」と言われています。

『吉池さんの本物ぶどう』ご注文はこちらからどうぞ!
 

 

 

 

太陽醤油と太陽味噌の蔵元を訪ねて~2022~

3年ぶりに開催した蔵元見学ツアー。日本の伝統的な発酵文化を守り続ける、埼玉県の弓削多醤油さんと新井武平商店さんを訪問しました。おいしくて安全な本物の調味料をどんな方が守ってくれているのか?を、五感で感じ取れた有意義な時間となりました。

 

弓削多醤油は大正12年に創業。2023年の12月でなんと100周年を迎える歴史ある醤油屋さんです。4代目の弓削多洋一社長は、昔ながらの伝統的な醤油造りを、同じように取り組む全国の仲間たちと共に力を合わせて守っています。

 

太陽味噌の蔵元、埼玉県秩父郡の新井武平商店は昭和4年に創業。「太陽味噌」は、選び抜かれた原料で新井さんが特別に作って下さる、安心で美味しい究極の味噌です。

 

【参加者の方の声】

★桶をつくる職人さんがいなくて、そのための取り組みをされている事。木桶は一度作ると200年位使えるということに驚きました。

★美味しさの理由に納得!太陽醤油と味噌を使い続けたいと強く思いました。

★醤油の香りや味噌蔵の麹の香りに包まれて癒やされました。

★生産者のお顔を拝見出来たことや直接お話しをうかがえて、ご苦労と努力が伝わりました。

★日本人の身体にとって大切な醤油、味噌を造り続けて下さっていることに感謝の思いが溢れました。

▼太陽醤油&太陽味噌のご注文はこちらからどうぞ!▼