平成29 年11 月19 日( 日)、横浜ホテルキャメロットジャパンにて、自然と健康を守る会が主催する「生産者と消費者の集い」が盛大に行われました。参加者総勢315 名。生産者と消費者、立場は違えども、同じ時代を生きて未来を創造する仲間として、情報や問題を共有し合える貴重な時間となりました。
~代表挨拶~
「本来農業とは国民の食糧を確保するものであるのに日本の自給率は30% に過ぎない」と現状を述べ、先進国のなかでも日本ほど農業を保護していない国はない、と鶴田代表。また「種子法廃止」により遺伝子組み換え作物の蔓延や、日本の農業への影響など、食の安心安全を求める消費者の側にも大きな影響がることへの懸念や、「生命安全確保の時代」が到来していると述べました。
~基調講演~
医学博士の田中佳先生による基調講演は「健康の原点は食と腸にあり・後悔しない病院との付き合い方」と題し、病気をテーマにしながらも明るく楽しく分かりやすい内容で参加者も面白可笑しく聞き入っていました。医師と患者では「治る」のとらえ方が違うことや、そもそも病気とは何なのか?症状は何のためにあるのか?現代医療はどんなもので、どこまで信じられるのか?自然治癒力をどう上げていくのか?などをわかりやすく教えて頂きました。
~活動報告・座談会~
代表者による活動報告、生産者と消費者の座談会は大いに盛り上がり充実した時間となりました。
座談会後の班別発表より(長野県の八幡農園さん)「わたしは、『消費者の方も生産者』であると考えています。今日の集いで一番嬉しかったのは、現場を知って頂けたこと。現場を知ると、心で「おいしい」と感じられます。安心安全という言葉ではなくて、心で感じると食卓が楽しくなるはずです。」
第二部の 懇親会では、
生産者からご提供頂いた食材を使い、料理長が腕を振るったおいしいお料理を囲みながら笑顔がたくさん溢れた温かな時間となりました。