太陽食品からの旬なニュース

~未来へつながるおかいもの~サステナウィーク2021

「未来へつながるおかいもの」サステナウィーク2021が始まります!

「未来へつながるおかいもの」サステナウィーク2021が始まります!

サステナウィークとは、サステナブル(持続可能)な消費に向けた「小さな一歩」や、何を買えば良いかのヒントが見つかる11日間です。
農林水産省、消費者庁、環境省が連携して立ち上げた「あふの環プロジェクト」が中心となり、“商品・サービスの背景情報・隠された価値”を丁寧に伝えることで、「見た目重視から持続性重視のおかいもの」が増えることを目指しています。

『 国産有機サポーターズ 』

太陽食品でもこの度、農林水産省の『 国産有機サポーターズ 』に参画しました。
オーガニック食品の普及を通して、自然環境の保全、自然農法の生産者の支援、皆様の健康維持に、より一層努めてまりいます。

サステナウィークとして太陽食品でとくにおすすめしたいのが、お米・味噌・醤油です

さてサステナウィークとして太陽食品でとくにおすすめしたいのが、お米・味噌・醤油です。

日本は五穀豊穣の国。古代語で「命の根源」を意味する「稲(いね)」。お米は、日本にすむ私たちにとって命の源であり主食です。また、食べることは、ただ栄養を摂るためだけでなく、食べものに込められた「生命力」をいただくことです。そこで「しっかりと生命力のある本物のお米を、未来の子どもたちへ届けよう!」と、生産者と消費者が手を取り合って40年以上取り組んできた有機米「太陽米つがるロマン」をお選び頂く事をおすすめいたします。 

太陽米こうじ味噌

 

さらに太陽米で作った米麹と国産大豆で仕込んだ天然醸造の「太陽米こうじ味噌」、
国産大豆を丸ごと使い、伝統の杉桶でじっくりと熟成させた「太陽醤油」も、
食べ続けてくださる方がいて初めて、造り続けられるものです。

 

 

現代人は、食べても食べてもミネラル不足!?

現代人は、食べても食べてもミネラル不足!?

 

私たちの体で重要な働きをしている栄養素「ミネラル」
ミネラルは体内で作ることが出来ないため、食べ物から補う必要がありますが、すでに現代の日本人の90%が深刻なミネラル不足に陥っていると言われています。


★ミネラル不足の原因①

 農作物の
 ミネラルが減少!

化学農薬、化学肥料の使用で水や土壌が汚染され、ミネラルが枯渇し、作物に含まれるミネラルも激減しました。
(下図参照)
土中の微生物も減り、土に生命力が無くなり、化学肥料に頼らざるを得ないという悪循環に陥っています。

 

 

文部科学省の「日本食品標準成分表」によると、1950年と比べると2000年の野菜は栄養価が6~10分の1くらいに減っています。
農薬や化学肥料による土壌汚染は、野菜の栄養価の減少に大きく影響しています。


★ミネラル不足の原因②

 ミネラルが
 抜かれた加工食品

コンビニ弁当や外食チェーン店などで使われる水煮食材や冷凍食材は、形はあってもミネラルがほとんど含まれません。加工の段階でほとんどのミネラルが溶け出てしまっているからです。精製された白砂糖や化学塩、精製油の使用もミネラル不足に加担しています。

 


★ミネラル不足の原因③

 添加物や白砂糖の
 摂り過ぎ

ハム、ソーセージ、インスタント麺、練り製品、菓子、清涼飲料などの加工食品に添加されている食品添加物「リン酸塩」は、体内のミネラルと結合して吸収を阻害するため、ミネラル不足につながります。また白砂糖の摂り過ぎは体内のミネラルを浪費してしまいます。

 

ミネラル不足が続くと
脳が栄養失調に!

ミネラル不足が続くと 脳が栄養失調に!

脳は、私たちの体の司令塔です。
また、脳内で情報や指令を伝えているのは神経で、脳も神経でできています。神経細胞から情報を伝えるときには、神経伝達物質とよばれる化学物質で情報を伝えています。この神経伝達物質は、タンパク質を原料とするアミノ酸と酵素が反応することでつくられます。この、神経伝達物質の合成をサポートしているのがミネラルです。

 ミネラル不足が続くと「神経伝達物質」の量が不十分となり、神経細胞が弱ります。体の司令塔である脳の働きが鈍ると、心身のあらゆる不調が現れてきます。
現代の日本は、バランスの良い食事を意識しておかないと、脳が栄養失調になりやすいのです。心と身体を健康に保ち、神経伝達物質の合成や情報伝達が正しくおこなわれるよう食生活をきちんと整えましょう。

 

 

ミネラル豊富な
太陽の自然農法野菜がおすすめ!


太陽の自然農法野菜がおすすめ!

太陽の光、水、そして土の中にある微量ミネラルや栄養素、そのコーディネートをしている微生物や小動物たちが育てているのが、本当の作物だと私たち太陽食品は考えています。
健康な土から採れた作物は、安全であるだけでなくビタミンやミネラルなどのほか栄養分もとても豊富です。
それぞれの特長が十分に引き出され、本物の味と香りを持っています。生きた土地が作る野菜は昔と変わらぬ力強さをもっています。

またもうひとつ、野菜の栄養価に影響を与えるのは “旬” 。
旬の野菜は栄養価は高い上、自然の理によって栽培できるために農薬や化学肥料に頼らずに栽培ができます。
太陽食品の生産者が作った、旬の野菜を選んで食べるだけでミネラルたっぷりの、生命力あふれる食事が摂れるのです。


 ▼ミネラル豊富!太陽の自然農法野菜のご注文はこちら▼ 

季節の変わり目は自律神経を整えましょう。

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季節の変わり目は自律神経が乱れて、体調を崩してしまいがち。自律神経はストレスにも影響されるため、日中仕事でお忙しい方、残業続きでなかなかお休みが取れない方も要注意です。

自律神経がうまく機能しなくなると、様々な体調不良の症状として現れ、放っておくと慢性病の原因ともなります。

 

■そもそも自律神経ってなに?

自律神経とは内臓、血管などの働きをコントロールし、体内の環境を整えるものです。

自律神経には「交感神経」と「副交感神経」がの2系統があり、これらが正常に働くことで、血管を通じて酸素と栄養が全身の細胞に届けられ、呼吸・血流・消化・代謝・体温調節といった、大切な機能が正常に保たれます。
この2
つの神経がバランス良く働いている状態が、身体にとっても快適な状態です。

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 \太陽食品おすすめ!/

自律神経の乱れを防ぐ3本柱

①米・野菜・発酵食品中心の「和食」を

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お米は体を温めてくれます。さらに雑穀やお豆を混ぜて炊けば、白米に不足しがちな栄養が補われ、食物繊維やミネラルもアップします。
子どもたちに人気のさつま芋ごはんもおすすめです。

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夏こそおすすめしたいのは一日一杯のお味噌汁。
冷え性や貧血を予防したり、夏の疲れた胃腸を整えてくれます。具には、海草や季節の野菜を取り入れて。
ぬか漬けや納豆などの発酵食品も腸内環境を整えてくれます。

 

 

②補助食品で腸内環境を整えよう

「腸は第二の脳」とも呼ばれ、自律神経と密接な関係があってお互い影響し合っています。
腸内細菌のバランスを整えて腸の働きを良くすると自律神経が整います。補助食品の力を借りて、徹底的に腸内環境を改善しましょう!

 

 

③からだを「温熱」で温めよう

太陽食品のおすすめは、遠赤外線を放射しながら注熱で体を温める「三井式温熱治療器」。温熱治療器で温める習慣をつけることで、基礎体温が上昇します。
すると体内の酵素の働きが活発になり免疫力が高まって本来誰もが持ち合わせている自然治癒力が再生します。特に「背中」・「首のつけ根」・「仙骨」部分に注熱を行うことは乱れた自律神経バランスを整えるポイントです。

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遠赤外線でしっかり注熱!
 三井式 温熱治療器Ⅲ 

食(ミネラル)で心(ハート)を元気に!国光美佳先生ブログのご紹介

『食で変わる心と体』をテーマに

ミネラルで子どもたちの心と体の健康を支える活動をされている、

子どもの心と健康を守る会代表、食学ミネラルアドバイザーの

国光美佳先生がブログを始められました。

「一人でも多くの子どもたちが、

心の健康をとりもどし、

笑顔で自分の力を発揮してほしい!」

そんな願いを込めて、

ミネラルの大切さをお伝えくださっている国光美佳先生。

 

ミネラルは、私たちの精神面への影響も大きい栄養素のひとつです。

食から心へアプローチをしていくと同時に、食の見直しをしながら、

「食によるミネラル補給+心のケア」の両輪で、

お子さんの心と健康を守るミネラルハートプロジェクトを提案されています。

 

ブログでは、ミネラルにまつわるエピソードや

ご家庭でできる簡単ミネラルレシピ、

クスリの問題、セミナー情報などを発信してくださる予定です。

 

ぜひご覧下さい!

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栗原さんの畑へ行ってきました。

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2021年5月9日、横浜市都筑区にある栗原さんの畑を約15名で訪問しました。栗原さんは有機農業を始めて20年以上になる農家さんです。ほんのわずかの時間でしたが、充実した時間となりました。

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訪問した日は夏日で気温が高く暑い日でしたが、栗原さんの畑は爽やかな5月の風が吹き、暑さを忘れるくらいに、不思議と居心地のよい空間でした。畑には、小松菜が力強く活き活きと成長していました。畑に入ると、皆さん靴を脱いで裸足になり、土の感触を感じながら見学しました。

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畑を訪問した後は、近くの公園で、広く距離を開けて座りながら、太陽食品の野菜たっぷりの「にじいろカフェ・ママレインボー」さん特製の「古代米ランチボックス」をいただきました。

栗原さんを訪問した5月9日は母の日でしたが、私たちにとって農家の方はまさに”大地の母”!そんな大地の母である栗原さんに、心を込めて花束と、お客様からお寄せいただいたメッセージをお渡ししました。

感動された参加者の方が「これからは栗原さんの野菜をたくさん食べます!」という言葉に対し、「いや、太陽の生産者はどの方も頑張って作っているから、これからも全国皆さんの野菜をぜひ食べて下さい」という栗原さん。
大地の母である生産者の方々がいて下さることに、感謝の思いが溢れた一日となりました。

栗原さんの野菜のご注文はこちらから!

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有機栽培の新茶始まります~善光園の増田さんより~

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日本のお茶の一大産地、静岡県の牧之原台地で、無農薬・無化学肥料でお茶を作り続けて25 年以上。善光園・増田さんの新茶が、今年も始まります!農薬や化学肥料を使わずに、土・水・太陽、自然の恵みの中で、心を込めて育てられた生命力あふれるお茶を今年もお楽しみ下さい!

善光園・増田さんの茶畑の様子


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東に日本一の富士山を臨み、「越すに越されぬ大井川」を見下ろす牧之原台地に増田さんの茶畑はあります。牧之原台地は台地であるため、日照時間が長く、昼夜の温度差もあり、朝夕には霧が発生するなど、お茶づくりには理想的な地理条件を備えています。

生き物あふれる茶畑

無農薬の増田さんの茶畑には、色々な草や、かたつむりや昆虫をはじめ多様な生き物も生息しています。
ニホンカモシカも現れます。カモシカは草を食べてくれるので、茶畑には必要な存在だそうです。

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無農薬での栽培では欠かせない、草取り作業
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暑い中での草取り作業はとても大変です。つる性植物のカラスウリがだいぶ広がってしまい、草取りもなかなか進みませんが、家族総出で少しずつ綺麗にしていきます。

畑で摘んだお茶はすぐに工場へ運びます。新鮮なうちに加工しなければいけません。工場は仲間と共同で運用しています。仲間は全員、有機茶専門の農家です。JAS認定を受けて厳しく管理しています。製茶の過程はとても繊細な作業のため、増田さんの腕の見せどころです。こうして一年を通して育まれたお茶が、私たちの元へ届きます。

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春にぴったりのレシピ

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ジャーサラダ  (ビン詰めサラダ)

作り方はいたって簡単!野菜を味が染みにくいものから順にビンに詰めて、ドレッシングを入れるだけ。週末にまとめて作り置きしたり、朝食やお弁当に活用したりと便利。さっそくジャーサラダ生活、はじめてみませんか?

今回は、玉ねぎ、にんじん、レタス、きゅうり、ハッピートマト、ゆでたまごの順に入れてみました。野菜はなんでもイイんですよ。ドレッシングもお好みで。彩りをカラフルにすると春らしくて気分も上昇しますネ♪

 

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春野菜のちらし寿司

春は何かとお出かけやおもてなしをする機会が多いもの。春らしい食材を少しだけ加えると、料理にぐっと季節感が出て盛り上がります♪サーモンのきれいなピンク色と、春野菜の様々な色合いが見た目にも楽しませてくれます。

酢飯に、甘辛に味付けしたしいたけ、たけのこ、酢れんこんを散らし、茹でた菜の花をわさび醤油で和えて飾ります。サーモンはお花の形にくるりと丸めて飾ります。見た目にも華やかで食べると抜群においしいちらし寿司が出来上がり♪

 

無農薬のいちごが、佐賀県の古賀さんより入荷しました!

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「自然に感謝、農に感謝、人に感謝」をモットーに、古賀農園の農産物は、自然の恵みをたっぷりといただいて育ったものばかりです。いちごは、無農薬栽培ですのでそのままパクリと食べられますよ! 

 

無農薬のいちごハウスには工夫と生物たちがいっぱい!
古賀さんのいちごの特徴はなんといっても無農薬であること!さわやかな甘さが特徴の「佐賀ほのか」という品種を主に栽培しています。

<太陽光を活用して病気を予防>

まず土づくりとしては、夏の暑い季節にハウスを締切り、ハウス内の温度が80度になるとその高熱で土壌消毒をします。10月に苺の苗の定植をし、籾殻を石灰の代用に、土壌改良に、マルチに、肥料に、病害虫予防に、雑草抑制にと様々に利用します。害虫防除として、葉ダニを餌とするダニや、アブラムシの天敵の蜂を放します。農薬を使わないので、ハウス内には受粉用の蜜蜂が飛び交い、バッタや蜘蛛など害虫、益虫いろいろな生物が満ち溢れています。

 

古賀さんのいちごはこちらからご注文いただけます(^~^)

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自然食品専門 オーガニックショップ 太陽

 

太陽の黒ごまができるまで

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皆さん、覚えていらっしゃるでしょうか。今まで弊社と長年のお取引があった国産ごまメーカーが、ごまの産地を偽装していたとして、2018年に大きなニュースになりました。日本の国産ごま生産の第一人者ともいえるようなメーカーさんだったので、それはそれはショックでした。その後は、国産ごまは市場からほとんど消えてしまいました。

しかし、その後も、お客様から「国産ごまがほしい!」という強いご要望をいただき、「どうにかして国産ごまを確保したい」と、弊社の取引先に聞いたりインターネットで情報を集めましたが、あっても既に売り切れ、または数が少なく分けて頂けない状況でした。本当に困り果てました。「国産のごまは、ここまで市場から消えてしまっていたのか」と・・・・・・

そんな折、弊社社長の鶴田から「国産ごまがなければ、作ればいい」という提案があり、鹿児島の農家の皆様にお願いし、ごまの栽培を始めてみることにしたのです。また、私たち太陽食品のスタッフも、横浜の生産者・栗原さんの有機JASの畑を一部お借りできることになり、「ごま育ててみよう!」ということになりました。

ごまは、古くから日本で食されてきた親しみのある食材です。原産地はアフリカ、紀元前三千年前から栽培されており、日本には奈良時代に伝わり、昔は多くの農家が自家消費用にごまを栽培していました。しかし、ごまを育て種子をとるのは大変な手間がかかるため、今では日本でごまを作る農家は激減しています。そんな状況を改めて知るにつけ、「国産ごまを廃れさせてはいけない!」という使命感にさえ駆られ、スタートしたごま栽培でしたが、鹿児島の農家さん含め、だれもごま栽培のノウハウなどなく・・・・・

昨年5月から開始したごま栽培。さて、どうだったのか?ご報告いたします!

 


【2019年3月】
 鹿児島の油屋さんで「ごま勉強会」!

とにかく、どこか「国産ごま」を扱っているところを探そうと手当たり次第に電話をかけたおかげで、鹿児島県の「伊集院製油」さんという昔ながらの油屋さんに出会い、ごま栽培やごまの加工方法を教えていただきました。太陽ではおなじみの鹿児島の寺原さん、ジャランさん、中間さんは皆、有機栽培の達人ですが、ごま栽培に関しては素人。伊集院製油さんにごま栽培のいろはを教えていただき助かりました!

ごま農家の下之段さんの畑も見学させていただき、ゴマ栽培はお天気との勝負、雨や台風で全滅というリスクもあるそうで・・・。ごまの選別も大変なのだと驚き、心配になりながらも「一度作ってみよう」と皆で励ましあい。いよいよ4月からごま栽培開始です!

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鹿児島の4軒の農家さんと一緒に
伊集院物産の内立輪さんに
ごま栽培方法を学びました。

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伊集院製油の創業者、
内立輪さん。御年80歳!
製油場でごま油の
製造方法を伺いました。

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下之段さんは、なんと90歳!
元気で毎日畑仕事。ハウスも
自力で建てたそうです。


【2019年5月】
 種まき、発芽、あとは毎週草むしり

ごまの国内自給率は0.1%。「ごま」が1000個あったとしたら、そのうち1個だけが「国産」・・・。栽培している人も同じようにとても少なく「ごまの育て方の教科書」というものもほとんどなし。畑によっても栽培方法は異なるため、基本的な栽培方法を「伊集院製油」さんで教えてもらったあとは協力農家さんが各自で工夫して種をまきました。

5月末~6月上旬にまいた種は1、2週間で発芽し、順調に成長中。しかし、ごまの成長期=梅雨の時期。雑草の勢いもすごいため、毎週毎週草むしりがかかせません。暑い中、手作業による除草は重労働です。

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小さなごま1粒から、芽が出て苗になるのですね。
(鹿児島・寺原さんの畑にて)

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↓ジャランさんは、ビニールマルチに種を撒き雑草対策。

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「自然農法」は草との戦いです。毎回、草が山になります。


【2019年7月】
 台風に備えて支柱設置。一部の畑では被害が・・・・・・

7月になるとピンクの可憐な花をつける株も出はじめました。花の下には鞘(さや)がつき、中にごまが実り始めます。今後は大雨、台風に備えないと!ごまは背丈が高く風が強いと倒れてしまうので、支柱をたてて保護します。

実は、ジャランさん、中間さんの畑は、支柱を立てる前に台風の被害を受け、倒れた茎に病気が発生!全滅という結果に・・ごま栽培の難しさを痛感しました。

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7月末の寺原さんのごま畑。苗の背丈も1m以上に。
これからは台風が強敵です。風対策は必須。

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ごまの花はかわいいですね!
花が落ちた後の鞘の中には、
白い赤ちゃんごまが入っています。


【2019年8~9月】
 いよいよ収穫!1本ずつ刈り取った後は乾燥へ

寺原さんのごまはなんとか無事に収穫までこぎつけることができました。葉や茎が黄色く変化してくると、鞘の中のごまも白→黄→茶→黒にかわってきます。葉を落とし鞘だけの状態にして1本1本手で刈り取り。鞘からごまがこぼれ落ちないように気をつかいます。その後、雨をよけて乾燥させると、ごまがパチパチと音をたて飛び出してくるのです。最後は、しっかり茎を手で振ってごまを収穫。しかし、ここからがまた大変です。葉っぱや鞘の破片なども大量に混じり、この選別作業が待っているのです。

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寺原さんの乾燥小屋。収穫した
ごまの茎を立てて干していきます。

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鞘からごまがこぼれ落ちます。
「黒ごま」できたんだ!と実感!


【2019年10月~】
 水洗い、ごみの選別。すさまじい作業でした!

まずは、唐箕(とうみ)という昔ながらの農具を使って、不純物を取り除きましたが、葉や鞘の破片、色の悪い未熟なごまは取りきれません。それを取り除くのは「すさまじい」作業でした。まず洗い、沈んだごまを分別した後にふるいでごみを落とします。1週間以上天日干した後、最終的には小さなごみをピンセットや絵筆などを使って選別していきました。「色彩別選別機」という何百万円もする機械があれば選別も簡単なのですが、そんな機械はあるはずもなく・・・・・・

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ごま水洗い中。浮いたごまは分別。
これを20kg分繰り返しました。

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絵筆で選別中。異物を残すわけに
いかないので集中して作業します。


【2020年6月】
 しも農園さんの力を借り「太陽の黒ごま」完成!

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農家さんと太陽スタッフで手分けして選別を行い、ようやくできた「太陽の黒ごま」。
製品化するために色々なメーカーさんに当たったところ、幸運なことに、宮崎県の「しも農園」さんに出会ったのです!そして、「しも農園」さんがお忙しい時間を割いて私たちのごまも加工してくださることに!最終的に「洗いごま」「いりごま」「すりごま」にしていただきました!

寺原さん、本当にお疲れ様でした!

 


 

太陽スタッフの畑はどうだった?

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昨年5月、太陽食品本社より歩いて5分程の有機農家の栗原さんの畑をお借りして、太陽食品のスタッフもごまを植えました。畑を耕し種を撒き、毎週草むしりに通っていましたが、昨年は雨が多かったせいか、途中で枯れてしまったり、最後も大きくなりきれず・・・・・・
ほんの少し(手のひら一杯分くらい!)収穫できましたが、ごまの味がしませんでした・・・・・・

「今年こそは!」と2020年もまたごま栽培にチャレンジ中です!

鹿児島県産、自然農法のごま
太陽の黒ごま ぜひご賞味ください!

 

栗原さんの畑レポート 有機小松菜の収穫

早朝の栗原さんの畑を突撃しました!!有機栽培20年以上、コツコツと土づくりをされてきた畑で、有機の小松菜を収穫されていました。可愛らしいモンシロチョウが飛んでいますが、小松菜の葉を食べてしまうそうです。梅雨になり雨が降ってくれる頃にはいなくなるそうですが。ここ10年は梅雨らしさがなく、今年はどうなるのか?と。。そんな話をしてくれました。有機キャベツも出荷始まりました!!

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