太陽食品からの旬なニュース

太陽醤油&太陽味噌 蔵元見学ツアー ”2014”

201407ひなた表紙 醤油&みそツアー

伝統的な醸造法を守りつついち早く有機しょうゆ造りに取り組んだ太陽醤油の蔵元「弓削多醤油」さんと、昭和5年の創業から70年以上にわたり、味噌作りの伝統を継承してきた太陽味噌の蔵元「新井武平商店」さんを訪ねました。

 

弓削多醤油さんを訪ねて・・・「皆さん今日は五感でしょうゆを感じて下さい!」

2014弓削多さん

大正12 年創業の弓削多醤油は、埼玉県日高市と坂戸市にまたがって500m 程離れた場所に工場が隣接し、新しいしょうゆ蔵は見学しながら学べる施設「醤遊王国」として一般に公開されています。今回は4代目社長の弓削多洋一さんに醤油の原材料、造り方、丸大豆醤油って何?醤油の搾り方、木桶の秘密など興味深いお話を伺いながら見学しました。身近な調味料でありながら知らないことも多く、参加された皆さんも熱心に聞き入っていました。


 

もろみ撹拌風景

「もろみの蔵に入ると、不思議と元気が出るんです。微生物がたくさん働いている空間では人間も気持ちが良くなるのでしょう」と弓削多さん。見学した私たちも五感で満喫し、とても満たされました。
 <視覚> 微生物の躍動 もろみの発酵風景
 <臭覚> これこそが日本の食文化の源!!
     しょうゆ、もろみの蔵の香り
 <聴覚> もろみの生きている音「ボコ、ボコ」
 <味覚> しぼりたての生しょうゆ
     (甘くてやわらか。最高の味!!)
 <触覚> 木桶の歳月を感じるあたたかさ

 

新井武平商店さんを訪ねて・・・「数あるうちの味噌の中で太陽味噌は特別なんです」

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埼玉県秩父郡皆野町。昭和4年にみそ製造業を創業した新井武平商店の3代目、新井藤治さんが工場を案内してくれました。新井さんの説得力のある話ぶりに、参加した方々もうなずきながら聞き入っていました。工場見学の後は、地域の人のために平成16年から解放しているというホールで昼食タイム。お漬物や自慢のお味噌汁の試食も頂き、心も体も満足のひと時を過ごしました。


 

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粒みそは大手メーカーでは粒みそは作らないってホント?

こしみそと言うと上品で高級なイメージがありますが、いうなれば出来上がった粒味噌をこしたものです。一方粒味噌は出来上がった味噌そのままだから、大豆の旨みを存分に味わうなら粒味噌に限りますね。実は大手のメーカーでは、粒みそはほとんど作らないんです。なぜなら、出来上がりそのままを出荷するため、異物の混入などのチェックに手間を要しコストがかかります。新井武平商店さんでは、特別に用意した大豆の旨みを自然醸造で引き出した、最高のおいしさを味わってほしいという理由で、粒みそを提供しています。太陽粒みそは本当に貴重なものなのです。

 

●スタッフレポート●

太陽醤油、太陽味噌の蔵元見学ツアーに行ってきました。今回、会員の方々と共にスタッフも含め、35名で蔵元の弓削多醤油さん、新井武平商店さんに伺いました。当日の天候は予報通りの雨でしたが、不思議と太陽食品の行事って、雨が降っていても現地に着くと晴れてしまうんです。

蔵元へ行って太陽醤油の弓削多さん、太陽味噌の新井さんに会ってその人柄と伝統を守りながら合理化できるところは合理化し、80年、90年と守り続けている情熱を感じました。ユネスコで日本食が無形文化遺産になり、海外では日本食がブームになり、醤油も味噌も注目を浴びるようになってきていますが、当の日本人は醤油の消費量が毎年2%ずつ減っていると聞き、もっと普及しなければと感じました。

醤油も味噌も、国内産の大豆は貴重ですが、太陽食品ではさらに有機の大豆、有機のお米を手配して仕込んで頂いています。太陽食品専用の桶があり、見ると愛着がわきますよ。ツアー参加者の方々には゛五感”で感じて頂き、帰りのバスの中では皆さま良い顔になっていました。そういえば弓削多さんが「蔵の中に入るとな んとなく良いエネルギーをもらい、気持ちよくなるんです」とおっしゃっていましたが、そのせいかなと、今になって思います。

太陽食品 社員・浅田

 

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『太陽醤油』『太陽味噌』のご注文はこちらからどうぞ。

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根っこのつながりシリーズ ~大分県の佐藤農園さん~

一年を通して有機野菜でお世話になっている大分県の佐藤さんは、昭和23 年に佐藤さんのご両親が入植して山を切り開いて作った広大な畑で、季節に合った旬の作物を井戸から汲み上げた地下水で育てています。有機JAS で認められている自然農薬も一切使わずに、肥料はボカシ(大豆、米ぬか等、植物由来のもの)をおもに使っています。

 

本物の「野菜」と「農業人」を育てる使命に心血を注ぐ。

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「私の役割としては、安心して食べてもらえる野菜の収量を確保すること。そしてその野菜を作れる若手の農業者を育てること。」と佐藤農園さんでは、有機農業を学びたいという農業の研修生を受け入れて、畝の作り方、水のやり方など一から手とり足とり教えています。「若者を一人育てるのにどれだけの労
力が必要か。自分でやったほうが早いことのほうが多い。でもそうしたら意味ないですから。」

 

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成功する有機農業人を育てることを自らの使命と自覚している佐藤さんの指導は決して甘いものではなく常に真剣勝負。「何も問題が発生しないより問題が起こった方がいい。色々考えてそれを一つ一つ克服していく充実感、それが農業なんだよ。」と有機農業者を志す若者に日々伝えています。

その熱意と生き方は野菜の味にもあらわれています。「理屈で人は動かない。おいしい!などと本物に触れた時に初めて人は心が動きます。私の役割は少しでもそういってもらえるものを作ることです」

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2011 年8 月には木嶋博士と
佐藤さんの畑を視察しました。

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2013 年11 月の生産者と消費者
の集いにも初参加されました。

 

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生産者の佐藤さんにお聞きしました!

■有機農法を始めたのは?
父親がやっていて父親の死後受け継いだ。父親の代を含めると35 年以上、自分が始めて約20 年。
■農業を始めて感動したことは?
いっぱいありました。自然の理 ー 全てはこの仕組みの中でしか人間も生きてゆけないということを、育っている作物から学んだ事。
■農業で大事にしていることは?

出来るものを、出来る時に、出来る所で作る(適地適作)どこまでも人が自然に合わせてやる。うまく行かなかった時は上の3条件の中に問題がある。時期を変えたり、作る畑を変えたり、とにかく作物が育ちやすい環境を整える。
■好きな言葉 『われ、ひとと共に繁栄せん』

 

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佐藤農園さんの野菜のご注文はこちらからどうぞ。

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愛情いっぱいの梅づくり。奈良県吉野の菊井果樹園さん

 

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▲ 菊井果樹園の菊井新昭さん、敏子さん、基博さん


春は梅、夏は梨、秋は柿、冬は干し柿。四季折々の果実を届けてくださり、一年を通してお世話になっている奈良県の菊井果樹園さん。上の写真は、左から菊井新昭さん、敏子さん、息子さんの基博さん。新昭さんのお父様は94歳で天寿を全うされました。お母様は90歳で、8人のひ孫さんに囲まれながら、毎日にこやかお元気でいらっしゃいます。長寿で明るく元気な菊井さん一家です。
 

 


菊井さん 梅世話する
▲ わが子のように育てた梅を優しく見守る菊井さん


農業で身体障がい者の自立支援を行う「NPO法人どろんこ畑」の理事長を務める菊井さん。ご自身の果樹園でも一緒に作業をしています。なぜこのNPOを立ち上げたのかというと、「不自然な食べ物、不自然な生活環境など、現代の日本は自然に反していることが多すぎる。そのため、障がいを持って生まれる確率が高い。一方、農業と言えば高齢化が進み、放棄園が増える中、少し手助けをすることにより障がい者が農業という分野で社会参加をし、やりがいや達成感を味わいながら、イキイキと生活出来る場所を作りたい。やがては自立につながればと思っています」とのこと。どろんこ畑のメンバーが一番喜ぶのは、自分の手で育てた果実を喜んで買ってくれることなのだそうです。
 

菊井さんメッセージ 幅720のサムネイル画像
菊井さんより手書きメッセージをいただきました
(^0^)
菊井さんの青梅バナー 2014作成のサムネイル画像
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お茶摘みツアー行ってきました。(内田)

お茶畑 全面

今回、初めてお茶摘みツアーに参加させて頂きました。

当日の天気は快晴で、青々とした新茶のお茶畑と景色は最高でした。

お茶の葉っぱを生で食べる様な普段体験できないようなことも盛りだくさんで、また、新茶の葉っぱを天ぷらにすると、とてもおいしく感動しました。

 増田さんのお話を伺う中で改めて有機のお茶の大切さを知り、みんなで仲間となって取り組む事が出来た一日でした

 

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BLOG はじめました。

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