一年を通して有機野菜でお世話になっている大分県の佐藤さんは、昭和23 年に佐藤さんのご両親が入植して山を切り開いて作った広大な畑で、季節に合った旬の作物を井戸から汲み上げた地下水で育てています。有機JAS で認められている自然農薬も一切使わずに、肥料はボカシ(大豆、米ぬか等、植物由来のもの)をおもに使っています。
本物の「野菜」と「農業人」を育てる使命に心血を注ぐ。
「私の役割としては、安心して食べてもらえる野菜の収量を確保すること。そしてその野菜を作れる若手の農業者を育てること。」と佐藤農園さんでは、有機農業を学びたいという農業の研修生を受け入れて、畝の作り方、水のやり方など一から手とり足とり教えています。「若者を一人育てるのにどれだけの労
力が必要か。自分でやったほうが早いことのほうが多い。でもそうしたら意味ないですから。」
成功する有機農業人を育てることを自らの使命と自覚している佐藤さんの指導は決して甘いものではなく常に真剣勝負。「何も問題が発生しないより問題が起こった方がいい。色々考えてそれを一つ一つ克服していく充実感、それが農業なんだよ。」と有機農業者を志す若者に日々伝えています。
その熱意と生き方は野菜の味にもあらわれています。「理屈で人は動かない。おいしい!などと本物に触れた時に初めて人は心が動きます。私の役割は少しでもそういってもらえるものを作ることです」
2011 年8 月には木嶋博士と
佐藤さんの畑を視察しました。
2013 年11 月の生産者と消費者
の集いにも初参加されました。
生産者の佐藤さんにお聞きしました!
■有機農法を始めたのは?
父親がやっていて父親の死後受け継いだ。父親の代を含めると35 年以上、自分が始めて約20 年。
■農業を始めて感動したことは?
いっぱいありました。自然の理 ー 全てはこの仕組みの中でしか人間も生きてゆけないということを、育っている作物から学んだ事。
■農業で大事にしていることは?
出来るものを、出来る時に、出来る所で作る(適地適作)どこまでも人が自然に合わせてやる。うまく行かなかった時は上の3条件の中に問題がある。時期を変えたり、作る畑を変えたり、とにかく作物が育ちやすい環境を整える。
■好きな言葉 『われ、ひとと共に繁栄せん』
佐藤農園さんの野菜のご注文はこちらからどうぞ。
自然食品専門 オーガニックショップ 太陽
「生活習慣病の予防と対策」をテーマに佐藤成志先生の勉強会を5月18日希望が丘地区センターで開催しました。「野生の動物は医者や薬なしで天寿を全うするものです。自分で自分の健康を守っているのです。私たち人間もそんな自然界の一員。むずかしい理論はいらないんですよ」と佐藤先生。自分の体をつくる〝命の素”は食べ物と水でありつまり「何を食べるかで体質は変わる!」ということを時間かけてわかりやすく教えてくださいました。長年の実践と経験の積み重ねから紡ぎだされる佐藤先生の言葉ひとつひとつが、力強く頼もしく響きました。
印象に残る佐藤先生の言葉
「病名なんて何でもいい。人それぞれ、どこにくるか分からない。
100点満点の人はどこにもいないんですから。」
「体質改善をすれば、病気の部分だけではなく全ての機能が改善されます」
「検査しても、治るわけではない」 「西洋医学では体質を変えられない」
「必ず原因はある。原因を絶つこと」「治れば本当!」「健康こそ本当の意味での財産です」
参加者の声
●自分の中の玄米に対するモヤモヤが取れました。玄米食が続かなかったのはよく噛んでいなかったのだと。子どものアトピーに対しても、今まで薬を塗り続けてどうしていいか分からなかったのですが、道が開けました。食の大切さを感じました。(小林由布子様より)
●佐藤先生との出会いに感謝します。
50歳を過ぎて体調がすぐれなくなっていましたが、つい安きに流されていることに気付きました。子供もいるので食生活をリセットしていきます。佐藤先生の背筋のピシッとしているところ、年齢を感じさせません。すごい!!(竹田様より)
●食べることの大切さがよくわかりました。食べることは命の素、まずは息子夫婦にしっかりと伝えました。間違った食事や甘いもの、噛まないことが現代病のうつに対してもつながっていると知りました。(上山口様より)
●やさしい言葉でとてもよく分かりました。
食の大切さを実感しました。またなによりも先生の元気、パワーと80歳には見えない若々しさ、これが先生のおっしゃる基本の食事を実践された結果であるということがすごいことと思いました。(角様より)
佐藤成志先生に、「暑い夏に負けない身体づくり」についてメッセージを頂きました。
こちらの動画をぜひご覧ください!
佐藤先生の健康相談会を、太陽食品で定期的に開催しています。詳しくはこちらをご覧ください!
自然食品専門 オーガニックショップ 太陽
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▲ 菊井果樹園の菊井新昭さん、敏子さん、基博さん
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春は梅、夏は梨、秋は柿、冬は干し柿。四季折々の果実を届けてくださり、一年を通してお世話になっている奈良県の菊井果樹園さん。上の写真は、左から菊井新昭さん、敏子さん、息子さんの基博さん。新昭さんのお父様は94歳で天寿を全うされました。お母様は90歳で、8人のひ孫さんに囲まれながら、毎日にこやかお元気でいらっしゃいます。長寿で明るく元気な菊井さん一家です。
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▲ わが子のように育てた梅を優しく見守る菊井さん
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農業で身体障がい者の自立支援を行う「NPO法人どろんこ畑」の理事長を務める菊井さん。ご自身の果樹園でも一緒に作業をしています。なぜこのNPOを立ち上げたのかというと、「不自然な食べ物、不自然な生活環境など、現代の日本は自然に反していることが多すぎる。そのため、障がいを持って生まれる確率が高い。一方、農業と言えば高齢化が進み、放棄園が増える中、少し手助けをすることにより障がい者が農業という分野で社会参加をし、やりがいや達成感を味わいながら、イキイキと生活出来る場所を作りたい。やがては自立につながればと思っています」とのこと。どろんこ畑のメンバーが一番喜ぶのは、自分の手で育てた果実を喜んで買ってくれることなのだそうです。
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菊井さんより手書きメッセージをいただきました
(^0^)
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↑菊井さんの梅のご注文はこちらからどうそ!
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自然食品専門 オーガニックショップ 太陽
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